動物たちの授福式

今朝、私の住むサン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノの町の大聖堂前広場では、動物たちの授福式が行われました♪
f0094490_22295421.jpg

この授福式、キリスト教の大アントニオ聖人にちなんでの儀式。
アントニオ聖人と言えばもう一人、北イタリアの「パドヴァのアントニオ聖人(sant'Antonio di Padova)」もいるため、二人のアントニオ聖人を区別するためこちらエジプト出身のアントニオ聖人は「エジプトのアントニオ聖人」、もしくは「大アントニオ聖人(Sant 'Antonio abate)」と呼ばれています。

この大アントニオ聖人は家畜動物の守護神として有名です。
f0094490_2231694.jpg

この守護聖人の日1月17日の近辺、各地でこの「動物たちの授福式」が行われます。

私の住む町では、例年1月17日のあとに来る日曜日にこの式が行われるため、今年は昨日23日に行われました。
上の大アントニオ聖人の宗教画の中にもブタが見られますが、この聖人、ブタを居住区で飼育する許可を与えたことで有名です。そのブタたちは居住区を首に鈴を付けて自由に歩き回ることができたそうです。
このブタたちから取れる油は帯状疱疹の治療に使われたため、ブタたちの養豚費も公共費からまかなわれていたそうです。
この「帯状疱疹」、燃えるような痛さがある病気として、イタリアではこの病気の名前を「fuoco di Sant'Antonio (アントニオ聖人の火)」と呼びます。
初めてこの病名を聞いた時は、「何で聖人の名前が病気と関係あるの?」と思ったのですが、こういう逸話があったと知ってとっても納得。
大アントニオ聖人は動物の守護神であると同時に火の守護神でもあります。

ちなみにこの大アントニオ聖人、西暦251年頃にエジプトに生まれているのですが、亡くなったのは356年ということ。
なんと105歳まで生きたそうです!
すごい長寿ですね。

私は昨年までは日曜日はいつも働いていたため、今まで一度も参加することができなかったのですが、今年からは日曜日にお休みをもらえることとなったので、昨日は念願かなって初めて参加してきました♪

行ってみるとスゴイ人と犬たち。
f0094490_22345453.jpg

カミッロもさっそく犬たちと交流。
f0094490_22352647.jpg


犬の他、籠に入れたネコや鳥を連れてきている人もいて、ウサギを抱いている女の子が私たちの隣にいたので写真をパチリ♪
f0094490_2237512.jpg

他にも広場の中にはたくさんの馬やそのほかの動物たちが♪
f0094490_22372772.jpg

f0094490_22375045.jpg

f0094490_22463791.jpg

f0094490_22392969.jpg

f0094490_22395436.jpg


でもたくさんの動物に囲まれ、嬉しさ越してちょっとフクザツ。。。
f0094490_22361194.jpg


このあと、教会の窓から神父先生が動物たちを祝福してくれました。
f0094490_22405497.jpg

そして子どもたちに風船が手渡され、その風船をお祝いのあとに空に放ちました。
f0094490_22413649.jpg

飛ぶ飛ぶ・・・。
f0094490_22414841.jpg


こうして式が終わり一同帰路へ。

帰り道、またもや犬・犬・犬・・・。
f0094490_22424281.jpg


みんな健康でいい子でまた一年後に会いましょう!
[PR]
by tokogiappone | 2011-01-24 06:27 | イタリア豆知識
<< イタリアの懐メロ♪ 冬のキノコ >>