Vivere in Toscana
2011-03-21T16:27:51+09:00
tokogiappone
イタリア・トスカーナ地方で結婚し、ひょんなことからお菓子屋で働いています。小さな日常生活の模様をボチボチとお届けします。
Excite Blog
イタリアでの日本への震災募金
http://bellitalia.exblog.jp/15689857/
2011-03-21T06:08:00+09:00
2011-03-21T16:27:51+09:00
2011-03-21T06:08:26+09:00
tokogiappone
未分類
そんな中、昨日職場に同じ町在住の一人の日本女性の方がこのチラシを持って訪ねて来てくれました。
イタリアの携帯電話からSMSを送ることで2ユーロが募金されるそうです。
なかなか日本への募金活動のことが表立って見えてこなかったので、イタリア人もどのように募金すればよいのかわからなかったようですが、このチラシのお陰でみんなにお知らせすることができます!
なんでも、どなたかはわかりませんが、ベルガモ在住の日本人の方がこのチラシを製作してくださったそうです。
感謝です。
チラシを持ってきて下さった日本人女性Rさん、同じ町に住んでるとは言え、夏の夜に年に数回だけ道で出会う顔見知り程度の知り合いだったため、お互いの住所も電話番号も交換していなく、会うことは奇跡に近かったのですが、私の職場を覚えていて訪ねて来てくださいました。
こういう日本の緊急時に、日本人の方が交流に来てくださり、何だかとても心強く感じ、嬉しかったです。
Rさん、ありがとうございました。
さっそく今の職場や、前の職場、友人・知人に配ります。
募金は今現在4月15日までできるそうです。(期限は変更になることがあります。)
詳しくはイタリアの赤十字のホームページで確認してください。
少しでも多くの募金が集まるようにイタリア在住日本組で広げていきましょう!
追記:肝心のチラシのほうですが、本当はダウンロードできるような形にしたかったのですが、どうにもそのような形式にすることができませんでした。。。(コンピューターの知識不足・・・)
すみませんが、大きめの容量で画像をアップしているので、チラシの画像をクリックしてコピー・アンド・ペーストの要領でワードにでも貼り付けて印刷して下さい。]]>
がんばれ日本!
http://bellitalia.exblog.jp/15652431/
2011-03-13T05:16:46+09:00
2011-03-13T05:16:46+09:00
2011-03-13T05:16:46+09:00
tokogiappone
未分類
でも、苦しい状況にいる方たち、家族にお別れを言うこともできずに亡くなってしまった方たち、行方不明の家族の安否も確認できずにいてもたってもいられない方たち、避難所で不安な時間を過ごしてらっしゃる方たち、懸命の救出活動に当たっている方たち、、、みなさんが懸命に頑張っているんだと思うと、何もしないでメソメソしていてもいられないと気持ちを立て直しています。
イタリアの友人たちも、10年前に3年間暮らしたマルケ州の町の友人、知人、家の大屋さん、10年前から暮らしているトスカーナ州の友人知人、親戚、かつての職場の上司、同僚・・・ありとあらゆる沢山の人たちが、日本の皆さんのことを心配して私に電話やメールをくれました。
私の心はもちろん、イタリアのみんなの心も、日本のみなさんの心の上にあります。
イタリアのテレビや新聞でも日本人の規律秩序、計画性、耐震技術などの素晴らしさなど、たくさんの事に驚きと賛辞を送っています。
私は日本人であることが誇りです。
遠くイタリアにいても心はいつも日本のみなさんと共にあります。
これ以上被災者の方たち、被害が増えませんように、そして皆さんの最愛の家族の無事を一刻も早く確認できますように。。。
日本人の心があれば、必ず立ち直れると信じています。
どうかどうか頑張ってください。
心から応援しています!]]>
日本の大地震
http://bellitalia.exblog.jp/15646424/
2011-03-11T22:14:00+09:00
2011-03-11T22:46:32+09:00
2011-03-11T22:14:28+09:00
tokogiappone
未分類
朝7時から働いているので、ちょうど出勤している最中に日本で地震が起きていたようです。。。
幸い私の実家は札幌なので、少し揺れた程度でまったく大丈夫だったそうですが、姉家族のいる北海道の太平洋沿岸の町の方は、「津波が来ていたけど、ちょっと前にやっと連絡が取れて大丈夫だったそうだよ。」と聞き、家族の安全を確認でき安心しました。
でも電話を切ったあと、今お昼ごはんを食べながらイタリアのテレビでの地震の報道を見て絶句。
本当に胸の詰まる思いです。
亡くなった方たちのことはもちろん、被災されている方々、そしてこれからの不安。
一刻も早く地震が収まり、復興に向けて日本が元気に立ち上がってくれることを遠いイタリアで祈ることしかできません。。。
どうかどうか神様が日本をお守りしてくださいますように。
イタリアから皆さんのことをお祈りしています。
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冬のきのこ ドルミエンティ No.2
http://bellitalia.exblog.jp/15588228/
2011-03-01T03:53:00+09:00
2011-03-01T22:29:17+09:00
2011-03-01T03:53:28+09:00
tokogiappone
きのこ Funghi
先月の下旬にすでに開始していたこのキノコですが、アンジョロの手術、そして風邪ですっかり中断してしまっていました。
何回かこのブログに書かせてもらっているので、ドルミエンティをご存知でない方は過去の記事をどうぞ。(ココとココとココから)
おとといの朝は我が家のある平地部でも早朝は雪がちらほら舞い降りるほど冷え込んでいて、山のほうは雪模様の様子が我が家からも見えていました。
・・・が、昨日の朝は気持ちのよいお天気に!
一ヶ月もキノコ狩りをお預けにされていた夫は、もう森に行きたくてウズウズ。
と言う訳で、私もちょうど休日だったので、一緒に森へきのこ狩りに行くことにしました♪
到着と同時にカミッロも大喜びで森を炸裂!
これだけでも来て良かったなぁ・・・と思えるほどでした。
森の中は所によっては雪と氷に覆われていて、白黒のドルミエンティとどこも見分けがつかない状態。
そんな中でもさすがアンジョロ、見つけ始めます!
どのキノコもすっかり枯葉や土、雪でカムフラージュされています。
**************
ドルミエンティ狩り ミニ・シュミレーション♪
1.発見当時(アンジョロの熟練の勘で怪しい土のふくらみに眼をつけます。)
2.葉っぱをどかすと、わずかにキノコの顔が!)
3.土の下から計3本のキノコが出てきました♪
**************
・・・と言う具合です。
今日の収穫は600グラム。
イタリア語ですが、アンジョロの彼のブログでその模様を報告しているので良かったら遊びに行ってみてください♪
今日で暦も3月になりましたね。
春の陽気に誘われて、もうすぐ野生のアスパラも始まりそうな予感。
これからアンジョロの「2011年森シーズン」が本格的に開幕しそうです!]]>
こじれた風邪と懐かしの趣味
http://bellitalia.exblog.jp/15571242/
2011-02-26T04:45:00+09:00
2011-03-01T02:33:43+09:00
2011-02-26T04:45:04+09:00
tokogiappone
日常生活Quotidiano
リレーのバトンを渡してしまったかのように、絶妙なタイミング(?!)風邪をこじらせていた私たち夫婦です。
普段は夫にほぼお任せの、愛犬カミッロの散歩に追われる毎日となってしまい、カミッロもよく3人でするお散歩が、「私」か「夫」のどちらかのみの日々となったことに「*_*???」・・・と思うみたいで、すっかり調子の狂っていた我が家でした。
ここトスカーナ、気候は気持ちのよい晴れ空なのですが、この所とっても「風が冷たい!」。
風邪の病み上がりにはかなり危険な外出です。
・・・と言うわけで、仕事以外は家にこもっていたこの数週間。
去る一週間、外出できないのを理由に、仕事で使うエプロンや、赤と白のギンガムチェックの生地を買ったので、台所の窓と家具のカーテン、そしてそれと同じ生地でコットンベアを作ったりしました。
久々のお裁縫。
子どもの頃、お裁縫の上手な姉と一緒に、時々遊びでマスコットや小物を作ったりしていたためか、得意ではないけれど「好きなこと」の一つ。
普段バタバタした生活の中で、したいと思ってもなかなか腰を落ち着けてすることはなかったのが、こうして久しぶりにするとちょっとした達成感が楽しく、時々心を落ち着けてお裁縫するっていうのもいいなぁ・・・と思いました。]]>
イタリア語のアクセント
http://bellitalia.exblog.jp/15542649/
2011-02-21T00:23:00+09:00
2011-02-21T07:18:59+09:00
2011-02-21T00:23:36+09:00
tokogiappone
未分類
なので緊急・・・
たぶん、ローダリ氏ではなくロダーリ氏の間違いかも・・・(疑)。
***************
イタリア語のたいていの発音アクセントは予測できますが、時々「中性的」な単語があって判断に困ることがあります。
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何を隠そう我が夫アンジョロも一人の犠牲者。
彼の名前は「ア・ン・ジョ・ロ」。
・・・が、時として北イタリア方面の会社から夫に電話がかかってくる時などに、
「すみません、アンジョーロさんお願いします。」
・・・と言われることがあります。
私たち→「まったく、イタリア国内でアンジョロをアンジョーロって呼ぶなんてどうかしてるよね!(プンプン)」
・・・と、この手の間違いが続くとガックリ。
「アンジョロ」って、英語で言うと、いわゆる「エンジェル=天使」にあたり、イタリア語では「アンジェロ」と言うのが現時代では優勢。
でも、ここトスカーナ地方ではかつて「アンジョロ」が優勢であった時もあったそうで、夫アンジョロは彼のおじいさんの名前をもらって、この呼び名になっているそうです。
あの有名な「ミケランジェロ」も、「ミケランジョロ」と呼ぶ時があります。
今や「ミケランジェロ」に落ち着いてしまったものの、20年程前には論争も繰り広げられたほど。
フィレンツェでは今でも「Michelangiolo」と名のつく所があります。
(何だか書いているとややこやし~~~@_@)
という訳で、彼、ここトスカーナでもよく「アンジェロ」と呼ばれ「アンジョロです」と訂正しなければならないことがよくあるため、それに加え「アンジョーロ」などと呼ばれた暁には、結構「ムカッ」と来るようです。。。
「ボク ワ アンジョーロ ジャ アリマセン、 アンジョロ デス」と。
***************
・・・と、話は元に戻して、問題の「ローダリ」か「ロダーリ」。
今の今まで私はみんなに「ローダリ」と連発していましたが、今のところ誰も訂正してくれなかったです。(涙)
でも、きのう日本で「ロダーリ」と呼ばれていることがわかった途端にちょっと心配に。
アンジョロに聞くと「僕はローダリだと思うけどなぁ」・・・と言われ、アンジョロのお姉さんに聞くと「そりゃ、ロダーリでしょう。」との事。(wパンチ・;@_@;)
今日は休日で、こんなことを聞くために人に電話をかけるのもためらわれるので、後日友人知人に聞いてみたいと思います。
*******************
かつて北イタリアのアルプス地方に言った時に訪れた町「Brunico」。
ここも私とアンジョロと旅行に行く前、「ブルニ-コ」と連発していたのが、現地にいくと地元の人たちがドイツ語訛のイタリア語で「ブルーニコ」と言っていて、「一体どっち~~~???」となった事があります。
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同じイタリア語でも地方によってアクセントの位置が変って頭が「???」。
少しずつ、気づいた時に謎を解明していきたいと思った私でした。]]>
好きな詩
http://bellitalia.exblog.jp/15537626/
2011-02-20T04:07:00+09:00
2011-02-20T05:42:24+09:00
2011-02-20T04:07:49+09:00
tokogiappone
ひとり言
数年前、夫アンジョロがクリスマスに何気なくプレゼントしてくれ、その時はあまり関心もってしっかり読んでだかったのだけれど(ごめんアンジョロ・・・)、老人ホームで娯楽係の仕事をした時に、「何か読み聞かせできるほんないかなぁ~?」と思い再び手にとって見ると、面白い小話がわんさか。
その時から私の必需本となったのです。
今日はその中から短い詩を一つ紹介させていただきます。
タイトルは「ジョバンニーノ・ペルディジョルノ」
***************
Giovannino Perdigiorno
Giovannino Perdigiorno
ha perso il tram di mezzogiorno,
ha perso la voce e l’appetito,
ha perso la voglia di alzarsi un dito,
ha perso il turno, ha perso la quota,
ha perso la testa (ma era vuota),
ha perso le staffe, ha perso l’ombrello,
ha perso la chiave, ha perso la via:
tutto è perduto fuorichè l’allegria.
ジョヴァンニーノ・ペルディジョルノ
お昼の列車に乗り損ね、
声も、食欲も失くし、
一本の指を上げる意欲を失くし、
順番を失い、分け前を失くし、
脳ミソを失くし(・・・とは言っても、もともと空っぽだったけれど)
ストラップを失くし、傘を失くし、
鍵を失くし、道を見失い、
全部失くしてしまった・・・陽気さ以外は♪
***************
このジョヴァンニーノ君、何ともついてない子みたいで、何だかやる事なす事うまくいかないみたい、、、。でも最後の「~にもかかわらず、陽気だよ」と言う落ちに、思わず微笑んでしまい、この一言の中に人間として一番大切なことを教えてくれうような気がします。
こともすると、ついてないこと、悪いことばかりに眼が行ってしまいがちな日々の私たちの生活の中で、単純に「陽気」と言うだけでなんとなく人生救われるような気がするのは私だけでしょうか。
「いつも陽気」って難しかったりもしてしまうけれど、わたしもジョバンニーノ君のようにどんな時も陽気さだけは忘れない人間でいたいなぁ・・・と思いました。
《おまけ》
本文をよく見ると文頭に「ha perso」と言う言葉が繰り返し使われています。
ちょっとイタリア語文法の話になってしまいますが、この形は文法用語で「直説法近過去」となり、直訳すると「彼は~を失う」見たいな感じになります。
「perdere(ペルデレ)」とは、イタリア語の動詞で 失う、失くす、逃す、負ける、などなどの意味があり、 「perso」は「perdere」の過去分詞になります。
ここではイタリア語の「perdere」が日本語では上記のようにそれぞれ様々な違う動詞として使われます。
日本語をイタリア人に教えていると「逆も然り」。
たとえば日本語の「~する」。
「サッカーする」・「会議する」・「パーティーする」・「お茶する」などが、「giocare a calcio」・「tenere la conferenza」・「dare una festa」・「prendere il tè」などの様に、日本語の「~する」の同じ一言が、対象によってそれぞれ違う動詞に対応していることがあります。
こういう「詩」や「お話」を訳す時、このような違いが結構本文のリズムや言葉遊びの重要な要素を占めているので、原文のおもしろさを的確に伝えるのが難しくって残念ですが、少しでもお伝えできたら嬉しいです。]]>
Male di stagione.....(季節の病気)
http://bellitalia.exblog.jp/15534849/
2011-02-19T17:37:00+09:00
2011-02-19T17:49:25+09:00
2011-02-19T17:37:09+09:00
tokogiappone
日常生活Quotidiano
この所気温の差が激しかったここヴァルダルノ地方。
私も今、季節の病気の真っ只中。(涙)
その名も「風邪」。
先週の土曜日、「なんか喉の調子が嫌な予感・・・」と思いながらベットに入り、「気のせいでありますように・・・」と祈るも、翌朝予感的中(°_°)。
「つばを飲み込むのも大変・・・」と言う状態での起床。(*_*;)
体の調子は悪くもなく、食欲もモリモリなのに、「もしかして風邪ひいちゃった・・・」と、自己嫌悪になりながらも、声は喉の痛みとは反比例して普通に出ていたので、外出は控えるも元気なフリをしていた私。
でも隠れて熱を測ると「37.1~37.6℃」ぐらいあって、「ちょっとまずいなぁ~」と思いながらも仕事を休むのが嫌で「だいじょ~ぶっ!!!」・・・と夫アンジョロを説得して仕事に行き続けていました。
・・・が、おとといの午後に突然声帯から声が出なくなってしまい、アンジョロ堪忍袋の緒が切れる。
「も~騙されないぞ! 体の本当の調子はどうなんだ!」・・・と攻められ、昨日の朝、(横目で)「まさか仕事に行くつもりじゃないだろうな。」と脅され、アンジョロみずから私の職場に電話を入れてくれ、結局昨日から仕事を休んでしまってる私です。。。ガックリ・・・。
職場でもせっせと熱い紅茶を飲んだりして無駄な抵抗をしていたのを見られていたので、上司もあっさり「月曜日まで休んでていいよ」と言ってくれ、あっけなく「強制家待機」に家族からも職場からも強いられてしまいました。。。
強制家待機になったとたん、外はすがすがしい晴天の小春日和。
「あぁ~散歩に行きたいなぁ~。」欲がムクムクしていますが、家族の目はもちろん、職場も近所過ぎて見られるのが怖い。
ちょっと学生の頃学校を休んだら外に出るのが怖かったのと同じ気分で過ごしている「大人の私」です。
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健康
http://bellitalia.exblog.jp/15499466/
2011-02-13T16:32:00+09:00
2011-02-13T16:38:34+09:00
2011-02-13T16:32:21+09:00
tokogiappone
未分類
実は夫アンジョロが10日ほど前に小さな開腹手術をしなければならなくなったり、近所に住むアンジョロの従姉のご主人が亡くなったりと、嬉しくないイベントが続き少々気持ちも体も忙しくしていました。
お陰さまでアンジョロは順調に回復。
明日月曜日は抜糸で、「あと10日ほどで森にも行っていいですよ。」と、先日の木曜日にお医者様にも言わたほどになりました。(汗)
このお医者様からの宣言、「森に行きたくてウズウズしているアンジョロに騙されないぞ!」と思い、「私が質問するからね」と言い一緒に診察室に入室。
「きっとあと一ヶ月ぐらいは我慢してください」と言われると思いきや、「10日後ぐらいから大丈夫ですよ。」とのあっさり宣告。
あっけにとられる私の横でアンジョロが嬉しそうに「それ見たか!」と得意顔をしていました。(*_*;)
***************
そしてもう一つのアンジョロの親戚の死。
もうずいぶん長い間病気を患っていた従姉のご主人マリオ。
実は奥さんにあたるアンジョロの従姉も病気で、夫婦共に病院に入院していました。
最後の一週間、マリオは本当に苦しそうで、お見舞いに行くのも辛かったほど。
亡くなった後のお顔は本当に安らかで、まるで若返った様にさえ見え、天に召されて苦しみから解放されたのだと思いました。
私の両親もイタリアに来るといつも伺っていた本当に近しい親戚。
マリオの娘さんは本当に献身的に介護し、私たちは娘さんのことのほうが心配になるほどでした。
亡くなる前日まで苦しむ中もごはんを食べ続けたマリオ。
体はもうダメでも、娘さんと奥さんの近くに少しでも長くいたい一心だったのだと思います。
これからは天から愛しい奥さんや娘さん家族を見守って行ってくれるのでしょう。
マリオのご冥福をここらからお祈りします。]]>
新しい職場
http://bellitalia.exblog.jp/15435050/
2011-02-02T02:42:00+09:00
2011-02-02T05:26:03+09:00
2011-02-02T02:42:56+09:00
tokogiappone
仕事
いただいたお仕事は「日本語教室」。
7年ぐらいから近郊の若者に個人で日本語を教えていましたが、今回住んでいる町の私立の語学学校とコラボでお仕事させてもらえることになりました♪
お菓子屋の仕事と併用しての長年している日本語個人レッスン。
かれこれ気がつくと、今の個人レッスンの生徒たちとは長い付き合いになりました。
(昨年の夏、私の初代からの生徒たちとパーティーをしたので、その時の記事を良かったらどうぞ。→クリック)
はじめは、「うまく教えられるかなぁ~」・・・と、不安と共に始めた個人レッスンでしたが、みんなゆるゆるのレッスンリズムとは言え、辞めずに一緒に日本語の勉強を続けてくれ、こうして来てくれる生徒さんたちのお陰で、少しずつ日本語教師としての自信をつけさせてもらいました。(私の実力はまだまだですが・・・汗)
去年の夏、転職活動をしていた時に自分の中で出た「近所で仕事がしたい」・・・と言う結論から、ダメでもともとで「近所の語学学校」にアプローチしてみたところ、すっかり乗り気に。
その後、私は「近所のお菓子屋」の仕事も見つかり、一時は講座開講の中断を頼んだのですが「押したら引く、引いたら押す」の法則が作動したのか、思いとは反対に語学学校のほうが日本語講座開講に積極的になってしまい、結局この1月からの開講となりました。
そのため時間と体力の関係から老人ホームのお仕事が難しくなり、けっきょく退職した私です。
でもこうして時が経過すると、なんだか神様がお膳立てしてくれたようにこの一年の間に身の回りが変化したようで、「こうなったら流れに身を任せてやってくるご縁を大切にしよう」・・・と思った次第でした。
今回の講座の生徒さんたちは5人のグループレッスン。
5人の中で仕事の同僚2人と姉妹2人同士がいるものの、基本的に見知らぬもの同士のグループ。
そのせいか、お互いに迷惑をかけないようにみんな集中して勉強してくれます。
働きながらの大人同士。
夜夕食後の週2回リズムのレッスンは、彼らにとって頭脳的にも体力的にも大変だと思います。
「今後も続けてくれるかなぁ~???」・・・と言う不安もありますが、今を大切に先のことは心配しないで私も集中してレッスンしていきたいと思います。
この頑張って勉強してくれる大人グループ、私の講座を通して、日本のことをより好きになってもらえるといいなぁ・・・と願っています。]]>
イタリアの懐メロ♪
http://bellitalia.exblog.jp/15422715/
2011-01-31T00:16:00+09:00
2011-01-31T00:45:23+09:00
2011-01-31T00:16:06+09:00
tokogiappone
イタリア豆知識
色々事情があり、現時点では辞めさせていただいたため現場から離れてしまったものの、この仕事のお陰でかなりイタリアの懐メロ通になってしまいました。(汗・笑)
働いていた老人ホームは80~90歳代の方たちが大半だったため、私が懸命に学習したのは1920~50年代の曲たち。
やはり音楽と言うのは聴くだけで当時の記憶が蘇るためか、お年寄りたちもいつも音楽を聴くのを楽しみにしていました。
今日は私たちがレパートリーとしてよく歌っていた曲の一つを紹介したいと思います。
曲名は・・・
Non ti scordar di me. (ノン・ティ・スコルダル・ディ・メ~日本語訳:忘れな草)。
1935年に同名の映画のために書かれた曲で、かつての大テノール、ベニャミーノ・ジーリによって歌われ大ブレイクしました。
この曲、実はかつて私が声楽を勉強していた時にすでに耳にしていた曲で、イタリアの有名なソプラノ歌手テバルディさんが歌っていたCDを良く聴いていたため私にとっても思い出の曲でした。
当時は曲の意味もほとんどわからずに聴いていたのですが、イタリアでお年寄りたちの反応を見るにつけ、この曲の本当の心の意味を教えてもらったような気がします。
とても心に沁みるワルツのメロディーに切ない歌詞。
曲の中に人間的な心情をとても感じます。
お年寄りたちもこの歌にそれぞれの心の人を馳せて、ほぼ暗譜で一緒に口ずさんでくれた曲です。
***************
Non ti scordar di me 忘れな草
Partirono le rondini ツバメたちは飛び去ってしまった
dal mio paese freddo e senza sole, 寒く、太陽のそそがない私の町から
cercando primavere di viole, スミレの咲く春、
nidi d'amore e di felicità 愛と幸せの巣をを探し求めながら
La mia piccola rondine partì 私の小さいツバメさんは旅立ってしまった
senza lasciarmi un bacio お別れのキスもしないで
senza un addio partì お別れのさよならも言わずに・・・
Non ti scordar di me; 私のことを忘れないでね
la vita mia legata e a te 私の人生は今でもあなたに繋がっているのよ
io t' amo sempre più 時が経つほど、よりあなたを愛しています
nel sogno mio rimani tu 私の夢の中にいつもあなたがいます
Non ti scordar di me 私のことを忘れないでね
la vita mia legata e a te 私の人生は今でもあなたに繋がっているのよ
c'è sempre un nido いつでもあなたの帰れる巣が
nel mio cuor per te 私の心の中にあります
Non ti scordar di me 私を忘れないでね
***************
残念ながらこの方も今は亡きとなってしまいましたが、イタリアの大テノール歌手パヴァロッティが歌っているのがあったので、良かったらここを→クリックしてお聴きください。
たぶんこの曲、男の人が愛する女の人に歌っている曲だと思いますが、私は女性の立場から訳させてもらいました。
というのも、老人ホームで一緒にお年寄りたちと歌いながら、彼らの心の中にはかつて愛した人はもちろん、きっと今は亡き家族や、なかなか会えない息子・娘たちに思いを馳せながら歌っているように見えたからです。
これからときおりイタリアの懐メロを紹介していきたいと思います♪
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動物たちの授福式
http://bellitalia.exblog.jp/15384953/
2011-01-24T06:27:00+09:00
2011-01-24T22:57:43+09:00
2011-01-24T06:27:20+09:00
tokogiappone
イタリア豆知識
この授福式、キリスト教の大アントニオ聖人にちなんでの儀式。
アントニオ聖人と言えばもう一人、北イタリアの「パドヴァのアントニオ聖人(sant'Antonio di Padova)」もいるため、二人のアントニオ聖人を区別するためこちらエジプト出身のアントニオ聖人は「エジプトのアントニオ聖人」、もしくは「大アントニオ聖人(Sant 'Antonio abate)」と呼ばれています。
この大アントニオ聖人は家畜動物の守護神として有名です。
この守護聖人の日1月17日の近辺、各地でこの「動物たちの授福式」が行われます。
私の住む町では、例年1月17日のあとに来る日曜日にこの式が行われるため、今年は昨日23日に行われました。
上の大アントニオ聖人の宗教画の中にもブタが見られますが、この聖人、ブタを居住区で飼育する許可を与えたことで有名です。そのブタたちは居住区を首に鈴を付けて自由に歩き回ることができたそうです。
このブタたちから取れる油は帯状疱疹の治療に使われたため、ブタたちの養豚費も公共費からまかなわれていたそうです。
この「帯状疱疹」、燃えるような痛さがある病気として、イタリアではこの病気の名前を「fuoco di Sant'Antonio (アントニオ聖人の火)」と呼びます。
初めてこの病名を聞いた時は、「何で聖人の名前が病気と関係あるの?」と思ったのですが、こういう逸話があったと知ってとっても納得。
大アントニオ聖人は動物の守護神であると同時に火の守護神でもあります。
ちなみにこの大アントニオ聖人、西暦251年頃にエジプトに生まれているのですが、亡くなったのは356年ということ。
なんと105歳まで生きたそうです!
すごい長寿ですね。
私は昨年までは日曜日はいつも働いていたため、今まで一度も参加することができなかったのですが、今年からは日曜日にお休みをもらえることとなったので、昨日は念願かなって初めて参加してきました♪
行ってみるとスゴイ人と犬たち。
カミッロもさっそく犬たちと交流。
犬の他、籠に入れたネコや鳥を連れてきている人もいて、ウサギを抱いている女の子が私たちの隣にいたので写真をパチリ♪
他にも広場の中にはたくさんの馬やそのほかの動物たちが♪
でもたくさんの動物に囲まれ、嬉しさ越してちょっとフクザツ。。。
このあと、教会の窓から神父先生が動物たちを祝福してくれました。
そして子どもたちに風船が手渡され、その風船をお祝いのあとに空に放ちました。
飛ぶ飛ぶ・・・。
こうして式が終わり一同帰路へ。
帰り道、またもや犬・犬・犬・・・。
みんな健康でいい子でまた一年後に会いましょう!]]>
冬のキノコ
http://bellitalia.exblog.jp/15379368/
2011-01-23T06:39:22+09:00
2011-01-23T06:39:22+09:00
2011-01-23T06:39:22+09:00
tokogiappone
きのこ Funghi
「彼=きのこ」・・・といっても良いほどきのこ狩りは彼の一部です。
今年もキノコのシーズンが開幕しました!
数年前に何度か記事にしたことがあるので、すでにご存知の方もいると思いますが。。。
その名も「ドルミエンティきのこ」です♪
イタリア語にある「 Dormire(ドルミーレ)=眠る」と言う言葉。
そこから採られた属名「ドルミエンティ」で「眠りきのこ」。
寒い冬の森の中、土の下で(グーグー眠りながら?!)成長します。
表面上にも顔を出しますが、黒っぽいキノコの傘の色と、土や石の色とが同化して、生える場所を知らないと、なかなか見つけるのが難しいキノコです。
これは今年第一号の収穫!
まだまだほんの少しの量ですが、我が家に新しいシーズン明けの香りを運んできてくれました♪(笑)
去年は豊作の一年だったので、今年も去年に続き豊作の年になってくれたらなぁ~~~。」と願っています♪
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ポンペイ遺跡
http://bellitalia.exblog.jp/15368526/
2011-01-21T01:01:00+09:00
2011-01-21T04:40:21+09:00
2011-01-21T01:01:47+09:00
tokogiappone
バカンス旅行
ソレントを拠点に周ったカンパーニア地方観光。
前日のハードな遠足の翌日、「足の筋肉痛はどうかな・・・?」と恐る恐る起床しましたが、以外にもちょっとだるい程度。アンジョロは「ぜんぜん大丈夫だ!!!」(本当か・・・疑)と言うし、「無理のないような日程で・・・」と言うことで、ポンペイ遺跡の観光に出かけました。
「ポンペイ遺跡へは列車での旅が便利♪」・・・と聞いていたので私たちも列車で行くと、言われていた通り駅のすぐそばに遺跡が♪(^_^)
こんな単純なことでもちょっとした幸せを感じてしまいます。
さっそく入場。
実は私は15年前、母とツアーでイタリアへ来た時にすでにポンペイは見学したことがありました。
でもその時はまだイタリア語も歴史も文化もほとんど知らずにただ見たのみ。
「イタリア人にして始めて今回ポンペイを訪れた夫アンジョロにもじっくり見てほしい」・・・との思いから、アンジョロを説得してオーディオガイドを借りて観光することにしました。
私が窓口に借りに行くと、パンフレットの地図を渡され、「ここからコースを選んで周ってください。主要なものだけを手早く見たい方お薦めの2時間コース、少しじっくりの4時間コース、じっくり見学の6時間コースがあるので、この表を参考に周ってください。」・・・とのこと。
「6時間コース」と言うのを言われた時は「またまたご冗談を・・・」と思わず笑ってしまった私。
そして笑顔で「私たちの窓口は午後5時までですので、その時までに戻ってきてくださいね。」とのつけたし。
その時まだ午前10時。
「まさか~、そんな時間まで周らないですよ~。。。」とまたまた苦笑い(^_^;)をしながらお別れしていざ出発。
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「まぁ何の義務もないんだからゆったりと周ろう!」といって入場した私たちですが、地図を片手にガイドを聞きながら見学してると、ついつい「次はここも、ついでにあそこも・・・」と「とりあえず見ておこう」欲望がムクムク(>_<)。
結局約5時間も見学してしまいました。。。(汗)
ポンペイに住んでいたら、何度でも足を運んでしまいそうなくらい惹き込まれた遺跡たち。
オーディオガイドのお陰で久しぶりに 集中してイタリア語も聞いて、ちょっとイタリア語講座に通ったような気分にもなったりして、、、。(笑)
西暦79年、今から1930年前にベスビオ火山の噴火によって灰の下に埋まってしまった古代都市ポンペイ。
歴史に疎い私でも、ガイドを聞きながら周ることで、かつての都市の様子が脈々と感じられ、とても楽しい見学となりました(広場の奥に見えるのが、ベスビオ火山です)。
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特に心に残ったのが「パン屋さん」。
家族経営に数人の従業員を雇ってまかなっていたらしいこのパン屋さん。
売り場がないところから卸売りをしていたのではないかと予測されています。
釜と言い、粉碾き臼、材料倉庫、作業台のあったはずの場所など、働いている様子が眼に見えるようです。
私自身かれこれ7年家族経営のお菓子屋で働いているせいか、なんとなくその中の仕事の雰囲気、気持ちが想像できて、20世紀も前の人たちがとても身近に感じられました。
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この人型。
ポンペイに入場してまもなくある広場(Foro) の脇にある 肉屋(Macellum)さん。
ここの一角にこの人型が展示されていました。
噴火による火山ガスによって亡くなった人たちの遺体があった所に空洞ができていることに眼をつけた、当時ポンペイ遺跡の発掘を指揮していたGiuseppe Fiorelli氏。
1860年のことです。
そのできていた空洞に石灰を流し込んでそこで亡くなった人の人型を再現することに成功しました。
その人の苦しみと恐怖が痛いほど伝わってきます。
なんだか、こんな苦しんだ様子の人の写真を撮るのも申し訳ないような気と怖いような気がして、写真を撮れずにいた私・・・ですが、夫がしっかり撮っていたようです。。。(爆)
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これ、当時のラテン語で「Have」と書いてありますが、今耳にしなれてる言い方では「Ave Maria」の「Ave」です。
この「Ave」、実はラテン語では挨拶の言葉。
「ようこそ」のような意味があるそうです。
このモザイク字、有名な「牧神の家(Casa del Fauna)」の玄関先の入り口に書かれていました。
なんだか当時の人のおもてなしの心を感じて温かい気持ちになりました。
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そして中に入ってビックリ!
私が高校時代上の空で 聞いていた世界史の授業の最中に、熱心に見入っていた図解。
その中で、いつも何だか好印象を持って気になって見入っていたのがこのアレクサンダー大王のモザイク画。
まさかこんなところで再会するとは夢にも思っていませんでした♪
人生わからないものですね。。。
そんなこんなで気がつくとほぼじっくり見学をしてしまっていた私と夫。
カミッロはたくさんのポンペイをうろつく野良(?)犬兼ポンペイ犬に囲まれ、興奮と私たちに振り回されて、「いつになったら帰るの~。。。」目線。
またいつか機会があったらじっくり訪れたいポンペイ遺跡でした♪]]>
冬のバカンス No.3 ~運命の遠足~
http://bellitalia.exblog.jp/15352284/
2011-01-18T02:23:00+09:00
2011-01-20T06:46:49+09:00
2011-01-18T02:23:31+09:00
tokogiappone
バカンス旅行
昼食後もホテルに戻ってちょっと休憩し、午後2時ごろ「今日は無理しないで近郊を観光しようね。」・・・と言って車で出発した私たち。
ガイドブックを頼りに「おすすめ」と書かれているマッサ・ルブレンセ(Massa Lubrense)と言う町に行ってみるも・・・「何もな・・・い・・・んじゃない・・・??? (汗・°_°;)」。。。
気を取り直して地図を見ると、その近郊に「Punta Campanella」と言うのが出ていて、なんとなく気になる・・・と言うことで行ってみることに決定!
・・・が、美しい海辺にたどりつくはずなのに、何故か車は道を登っていってるような気が・・・(?_?;)
通りの人にたずねると「この道をまだずーと行くとありますよ。でも今からじゃちょっと遅いような・・・。。。900メートルぐらい山道を歩かなければならないので。。。」とのこと。
私とアンジョロは「・・・?????」
普段歩きなれている距離を考えると900メートルなんてちょろい距離。
再び車で道を勧めるも道は登っていくばかり、、、。
「車を駐車してそこから歩く」と指定されたテルミニの町に到着。
でもいくら良く地図を見ても、その町から目的地の「プンタ・カンパネッラ(Punta Campanella)」までの間に、標高にして300メートルぐらいの高低差があるように見えるんだけれど・・・。
その近くのベンチにいたおじさんに聞くと、「行きは下りだから1時間ぐらいだけど、帰りは上りだから1時間15分ぐらいかかると思うけれど、いい所だから行っておいで。奥まで行くと階段があるんだ。戦時中にアメリカ人兵によって作られたんだよ。その時のことを僕は昨日のことのように覚えているよ。。。」・・・と遠い目をしながらのご推薦のお言葉が。
そう言われると行かないわけにも行かずいざ出発!
しかし、坂道を下れど下れど浜辺はかなり遠くに見える。。。
「これって帰りは登らなきゃないんでしょ・・・。」と多分に不安になりながらも、アンジョロにあわせて歩く私。
夕暮れは凄い勢いで迫ってくるし、山道の脇には農家の家があるのみで、農民のおじさんが時々いる以外誰もいないし・・・。
なんだか凄い大変なことになってる予感がせよ、「何でも始めたらきちんと終わらせるのが好きなアンジョロのため」・・・と心ひそかに愛のための犠牲を誓い一生懸命早足で道を進めました。
そうしてようやく予告どおり約1時間後に浜の上に直角にそびえる灯台にたどり着いた私たち。
「ふぅ~~~~~~~。(汗;;)」
満足感と感動の夕べ。
私たちの到着と同時に、絶壁からダイバーと犬が上がってきました。
その時すでに夕暮れ深し。
帰りの道を考えるともたもたしている時間がありません。。。
私たちは絶壁のぼろぼろ鉄階段を下りていく勇気がなく、ここで満足して引き返すことにしました。
休憩時間もとる余裕なく再び帰り道に向かって出発!!!
今度は「登る・登る・登る・登る・・・・・@_@;;」。
「明日足上がるのか。。。?」と、明日の足のコンディションを考えるだけでもぞっとしていた私。
達成感に浸りながらも、「誰に頼まれてこんなハードな遠足をしたんだ・・・。」と思ってしまいました。
ようやく車に到着した時には、すでに日没。
ホッとひと安心したと同時に、「夕食なんてどうでもいい。。。熱いシャワーを浴びて早く寝たいよぅ・・。。。」と言う気持ちに。
アンジョロにも同意を得て、その日は出来合いの夕食を総菜屋さんで購入してホテルの部屋へ。
晩御飯を食べながらよくよくアンジョロと話していると、「君が行きたがったから僕は頑張ったんだ。」との一言。
「が~~~~ん。。。。。」
「私はアンジョロのためと思って頑張ったんだけど。。。。(#_#)」と言う事実が判明。
お互いに「何でこんなことに」と思いながら犠牲になっていた私たち。。。
そして夕食を食べながらふと部屋の鍵に目をやると、それまで気がつかなかったのですが、、、なんと私たちの部屋、、、「Punta Campanella」と言う名前だったんです。。。。。(爆・・(((*_*;;;))))
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