カテゴリ:独り言( 3 )

お久しぶりです。

ブログを放置してしまってから、気が付くと2年近くの歳月が経っていました。。。(滝汗)
そんな状態にもかかわらず、訪れていて下さっていた皆様に、この場を借りてお詫びとお礼を申し上げます。

この2年、本当にいろいろなことがありました。
「模索期間」と言う言葉がしっくり来るほど、模索の繰り返しの毎日を送っていました。

実習生として入った期間を含め、6年間勤めたお菓子や「ボンチ」でしたが、ボンチの経営陣の世代交代、経営方向の変換などがあり、パンブリアコーネなどの、輸出商品のほうに力を入れることが決定したことで、長年あった「イタリア伝統のバールお菓子屋部門」を閉鎖することになり、去る今年のパスクワであった4月4日にお店を閉店してしまいました。

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         (お菓子屋厨房最後の瞬間)

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         (閉店直前のボンチバール)

そしてリニューアルオープンと言う形でボンチの工場に隣接して新しい直売店をオープンするという形になりました。

新しい祝うべき門出なのですが、従業員の仕事内容も変化することになり、それぞれの意向を聞かれ、皆おのおのの道を決める分岐点となりました。
私は従来のお菓子屋の仕事が好きであったため、新しい形の仕事の中に将来の自分を見ることができず、この変換期を予告されてからは自分のしたい職探しの旅が始まりました。

そんな折、久しぶりに再会したイタリア人の友人に、不思議なタイミングで相談事をされ、何故か導かれるようにその時にたまたま地方自治体によって企画され開講された「アニマトーレ・ディ・コムニタ」と言う資格講座に一緒に通うことに。
日本でどういう資格にあたるのか良くわかりませんが、「公共施設娯楽係」と言うのでしょうか、子どもの夏学校や放課後学校などをはじめ、養護施設や老人ホーム、孤児院、更生施設などなどの社会施設で娯楽や活動を企画する係りの仕事です。
とても広範囲にわたる仕事のタイプなので、働く施設によって仕事の内容もかなり変わってきます。

もともと日本で教育大学を卒業している私は、幼稚園を開校したいと言うイタリア人の友人の熱意に翻弄されるように、あれよあれよと言う感じで600時間にも及ぶこの講座に申し込んでいました。。。
ボンチの変換期も伝えられる中、自分の将来の展望に疑問が沸いてきていた時だったので、ボンチにもその率直な気持ちを伝え、仕事をしながらそのコースに通うことになりました。
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今から遡ると2年前の今時期の話です。

ボンチで毎日働きながら、午後、休日は講座に通い、その後現地実習に通う傍ら、日本語のレッスンも続け、かなりハードな一年となりました。
こんな無茶を実現できたのも、一緒に住む家族の協力があってのお陰。本当に今となっては「感謝」の一言につきます。
その後、ご縁があって、講座が終わる直前に、老人ホームでの週に二回の午後の娯楽係を頼まれて昨年の10月からボンチの仕事の傍ら始めました。

そんなこんなで、結局ボンチのバールをを閉店してから一ヵ月後、話し合いの結果、ボンチを円満退職をすることになりました。
今年は私の両親が一ヶ月遊びに来てくれることにもなったため、両親との滞在を満喫し、同時に自分のしたい仕事の職探しを始めました。

結局いろいろ試行錯誤し、考え抜いた結果、好きな仕事をすることも大切だけれど、私にとって大切なのは、「家族との時間を大切にできる仕事を見つけることだ。」と言う結論が自分の中で出ました。
そしてまた、職を離れて初めて、バールのお菓子作りが本当に好きな自分も再発見。
そんな中、たまたま近所でリニューアルオープンの改装をしているお菓子屋に気づき、何気なく履歴書を持って行くと、声をかけてもらい翌日からすぐに仕事場入り。
結局8月から現在に至り、家から歩いて5分のお菓子屋で働く傍ら(今のところ契約社員ですが)、老人ホームでの娯楽係と従来の生徒たちに日本語レッスンをしている私です。

沢山の悩みと挑戦の二年間でしたが、同時にいろいろな意味で「ご縁」というものを感じました。
まだまだどの分野でも未熟な私ですが、これからも一つ一つのことを大切にしていったら、おのずと「ご縁」がつながっていくのかなぁ・・・となんとなく楽観しています。

そんな中、いつも心に引っかかっていた、この「放置ブログ」にも少しづつ息を吹き戻していける自分でありたいと思っています。(・・・もともと息を吹かせてなかった・・・と言えるようなブログでしたが・・・*_*;;;)


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夫アンジョロと愛犬カミッロは、私の格闘期を横目に、相変わらず森通い。今年はポルチーニが豊作でした。こうして毎年変わらずに季節を運んできてくれる我が夫。その情熱と日常が我が家に平穏な幸せを運んできてくれます。
景気付けに夫の嬉しい一日の写真も公開させていただきます!
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そんな訳で、今後とも私の日常の試行錯誤記にお付き合いいただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします♪
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by tokogiappone | 2010-11-14 22:30 | 独り言

イタリア在住一日本人 ~落書き~

イタリアに本格的に在住して、早10年。
イタリア人と家庭を持ち、イタリアの会社に就職して、気が付くとイタリア人との関係の中だけの生活となってしまっている自分に、ふとした時、その現実がとても不思議な事のように感じることがあります。

でもいくらイタリアに長く暮らしていても、私は日本人
あたり前の事だけれど、これから何十年とイタリアで生活したとしても日本人の私はいつまでも日本人。

やはりアイデンティティーと言うものは、私たちの根底に変わらずいつまでも流れているようで、海外に住み始めた事で、むしろ日本にいた時以上に、日本人である事を意識する自分がいます。

日本人が立派に活躍してくれている事を聞くと、まるで自分のことのように誇り高く、嬉しくなり、逆に、日本人が何か問題を起こしたり、不可思議な行動をしている事を聞くと、日本にいた時以上に悲しく、がっくりしてしまいます。そして、自分とはまったく関係のない人であったとしても、日本人の悪いニュースをイタリア人から聞くと、とても申し訳なく感じるのです。

以前にもこのブログで触れさせていただきましたが、私がこうして一日本人としてイタリアで幸せに暮らしているのも、ひとえに多くの日本人のイタリア先駆者が、イタリア人に愛されるような行動をとり続けた結晶だと思っています。

そして、イタリア人は日本人のステレオタイプとして、とても真面目で、行儀良く、働き者で、信頼のできる国民だと思ってくれていると感じます。

なので私も、日本人の誇りに傷をつけないよう、一日本人としての責任を感じながら日々生活しているつもりです。


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先日、日本の新聞で、「日本の大学生がフィレンツェの大聖堂に落書きをした」と言うニュースを読みビックリしました。
その翌日、夫からイタリアの新聞に載っている記事を見せてもらい、またその翌日、違う日本の大学生も同じような行動をしたことが発覚し、またまたその後は日本の教師も落書きしたとの事を、同じくイタリアの新聞で読みました。

イタリア国営Rai放送の夕食時のテレビのニュースでも取り上げられていました。

ボンチの同僚も、車のラジオのニュースで聞いてビックリしたそうです。
トモコ、日本人がフィレンツェのドゥオーモに落書きしたって本当なの?」と聞かれ、彼女も「まさか日本人がそんな事をするとは思っても見なかった!!!」と言ってショックを受けていました。

私にとってショックだった以上に、イタリア人にとっても相当ショックな出来事のようでした。。。

その後の日本の対応を聞いて、「やっぱり悪い事をした人は、償うのが当然だから、それが妥当だね。」と言って「それにしても、どうしてそんな事をしちゃったんだろうね。。。」と残念がっていました。

いつも思うのは、人間社会って「信頼」の積み重ねからなってきているように思います。
信頼が鎖のように繋がって関係が成り立っているのが、「ほんの小さな過ち」で今まで築いてきたものがすべて崩れてしまう事もあります。

「いたずら書き」

学校内、町のトイレ・・・日本国内でも良く見かける事です。

でも今回いたずら書きをした場所は海外の「世界遺産」
世界中で保護すべき場所に、軽い気持ちでこのような行動をとってしまった事は、たとえ小さないたずら心であったにしても、やはり「重大な過ち」であったのだと思います。

日本人が今までイタリアで積み上げてきた「信頼の鎖」を今回の事件でまた一つ信頼を落としてしまった事になりました。
残念です。

以前にもイタリアで「万引き」した日本人女性のニュースをイタリアの新聞で読んだことがあります。
その時のコメントは「まさかの日本人の万引き」と言ったものでした。

今までは、列車で乗車券確認の時などに、「日本人はいつもきちんとチケットを持っているから安心しているよ。」乗務員さんにと言ってもらった事も何度もあったのに、これからは信用されなくなるかもしれません。。。

世の中が悪い方に進んでいってる中、日本人も何か大切なモラルを見失ってきているように感じます。

人生って、大きな成功はしなくてもいい。
不器用でも、堅実で真面目で正直な人間でいたいものだ・・・と、常々思います。

日本人として、日本人がこれからも日本人の素朴さ、真面目さを失わずに、温かい国民でい続けてくれる事を願ってやみません。
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by tokogiappone | 2008-06-29 01:12 | 独り言

ショック。。。

実は柄にもなく、「連日更新をしよう!」・・・と思い、今せっせと記事を仕上げ、最後の仕上げで内容の確認をしていたところ、「情報に誤りがないかちょっと確認しよう!」と恐ろしい過ちの気を起こしてしまい、思わずツールバーからグーグルに検索をかけてしまい、今まで書いた記事がすべて消えてしまったんです・・・・・・(大涙。。。)

すっごくショックで放心状態の私です。

どうして「よしやるぞ~!」と変に張り切ったやる気を起こすと、こういう悲劇になってしまうんでしょう・・・。2時間近くかかって書いたのに・・・。

全然更新しない私のブログなのに、たまに更新したと思ったら愚痴になってしまってゴメンなさい。。。
皆さんもこういうことあるのでしょうか? 
もしもこういう事態で記事回復法があるのでしたら教えていただけると嬉しいです。

立ち直ったらまた再出発しますね!
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by tokogiappone | 2008-04-30 00:02 | 独り言