カテゴリ:私の両親( 3 )

両親 in Italia! No.4 ~日常編~

大変ご無沙汰しております。

今日は「今年中に溜め込んでいた宿題を終わらせたい!」・・・ごとく、「両親 in Italia! No.4 ~日常編~」最終回をお届けしますね、、、。(遅すぎるッ!・・・と言う声が聞こえてきそうですが・・・。(^_^;)

さて、両親との滞在ですが、本当にあっという間の一ヶ月でした。
到着した当初は、しまいこんでいたセーターを引っ張り出すほどの冷夏に見舞われていたイタリアでしたが、前回の「ガルダ湖旅行」を境に突然の猛暑に見舞われたイタリア。

帰宅後は一日山にピクニックがてら涼みに行ってきました。
行き先はアンジョロのキノコ狩りで行く地のひとつ、「ヴァッロンブローザ(Vallonbrosa)
」と言う森。ここは一年中キノコ狩りの人のお気に入りの森で有名です。
今でこそあちこちにリゾート地があるので、過去の栄光となってしまいましたが、かつてここはヨーロッパでも随一の避暑地としてにぎわったところでした。また、今でこそ勢力は落ちてしまいましたが、昔はとても有力だった修道院もあり、この修道院は私の住む渓谷ヴァルダルノ地方にもかつての勢力の名残を見せてくれます。

さて、この日のピクニック、さすがに猛暑と言うだけあって、ヴァッロンブローザはかつての栄光を取り戻したかのごとく避暑ピクニックの車と人たちでウジャウジャ・・・・・(*_*;)。
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日常では考えられないほど森の隅から隅まで車と人でいっぱいでした。
アンジョロの「通」の土地勘でようやく落ち着く森の一角を見つけ「避暑+ゴロゴロ」してきました。
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父とは母、趣味のスケッチにいそしみます。
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寝転んで描いている母の題材は・・・
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私とアンジョロは・・・とりあえず森散策。
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そして昼食後はお昼寝。
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(父撮影)

こうしてピクニックの一日を楽しみました。

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そのほか、私にいつもポジティブパワーを分けてくれる親友サンドラの家に夕食に招待され、両親と一緒にサンドラの田舎の山の上の家で、夜の野外演奏をしました。
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サンドラのご主人がスペアリブと言う骨付きお肉を焼いてくれ、これがとってもおいしかったです。
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食後の演奏。
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このサンドラ、かつて一緒に幼稚園を開園したいと言われ一緒にプロジェクトを進めていたのだけれど、私は書類等のいろいろな壁に阻まれ、結局現在の時点では断念。
この幼稚園、サンドラの努力のお陰で約一年前に開園。
建設する前の工事の段階から見ていたので、サンドラの努力には頭が下がります。
苦労のかいあって今では満員の幼稚園。
私の両親にも見てもらいたいということで、両親と共に後日遊びに行きました。
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他にも、私が娯楽係として働いている老人ホームで、両親と一緒にコンサートをしました。
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このコンサート、皆さんとても喜んでくれ、認知症が進んでいる方たちまで、未だにこのコンサートの話しをしてくれ何かのごとに「お父さんとお母さんによろしくね。」と半年たった今に至り言ってくれます。
演奏の後、帰宅時に普段は外に出ないヴァスコおじさんが、満足のあまり外まで私たちの車を誘導しに出てきてくれると言うハプニングまでありました。
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本当にうれしい思い出です。

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ほかにもフィレンツェに遊びに行った一日。
大道芸人のバイオリン弾きのおじさんに賛辞のお金思わず入れた父。
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その瞬間にヴァイオリン弾き同士のフィーリングを感じ取ったかのように交流を始めました。
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父もヴァイオリンを弾かせてもらい、とっても満足。
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言葉は通じなくても、音楽は世界共通言語だということを実感しました。

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そんなこんなでたくさんの思い出と共に幕を落とした父と母の一ヶ月間のイタリア滞在。
2010年の忘れられない思い出となりました♪
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by tokogiappone | 2010-12-26 18:05 | 私の両親

両親 in Italia! No.3  ~ガルダ湖旅行編~

再び半年前の話ですが、今日は両親との北イタリア旅行の話にお付き合いください♪
母の腸炎も幸い落ち着き、とうとう北イタリアへ出発する日となりました。
行き先は「ガルダ湖」。

バイオリンをこよなく愛する父が、私がイタリアのマルケ州に留学して、初めて遊びに来てくれた時に聞いてきたことが・・・

「そこから、クレモナって近いのかい?」


当時、「クレモナ・・・???」・・・・・と、名前すら知らなかった私。。。(ポリポリ・・・恥)

クレモナはバイオリンで大変有名な町でした。

その時から私の中では「いつか両親をクレモナに連れて行ってあげたい」と言う願いを心ひそかに思っていました。

そんな訳で、今回は地図とにらめっこをし、「クレモナ近辺の観光地で、7月に過ごしやすい場所は?」と言う観点で検討した結果、滞在地が「ガルダ湖」に決定しました!
私たちが選んだのはペスキエーラと言う湖畔の町。


私が生まれる前までプロのオーケストラでバイオリンを弾いていた父。
でも当時オーケストラ団員は薄給だったため、食べていくのが大変でした。
そのため、次女の私が生まれたのと同時に中学校教員に転職してくれたのです。

「教員」としての父を見て育った私ですが、子どもの頃からの父の記憶は、「どんなに疲れていてもバイオリンを弾かないで寝ない日は無い」父でした。

10年以上前、定年退職の時に、初めて「定年退職記念コンサート」称してのソロコンサートを開き、その後から今に至り老人ホームや学校、教会など様々な場所でボランティアの演奏をしている両親です。
私がイタリアに来るまでは、ピアノ担当は私がしていましたが、こっちにきてしまったため父は母を巻き込んで演奏を始めました。
母は大人になってからピアノを始めたため、大変苦労してピアノを習得しました。
私の両親の自慢は、定年退職後に始めた二人の活動。
ようやく愛するバイオリンに費やす時間を持てた父、その伴奏のために一生懸命ピアノを練習する母。
何度も何度もボランティア活動で演奏会を重ねるたびに、娘の私から見ても年々成長を感じさせてくれます。こうやって両親が前向きに頑張ってくれていることが、遠くイタリアに離れている私にたくさんのエネルギーを与えてくれます。


・・・と言うわけで今回はそんな両親への感謝を込めての一週間の旅行となりました。

1日目:サン・ジョヴァンに・ヴァルダルノ出発。ペスキエーラ散策
2日目:ペスキエーラの朝メルカート、午後、近郊町トーレ・デル・ベーナコを散策
3日目:遊覧船に乗りラツィーゼと言う町を観光
4日目:車でガルダ湖全周旅行
5日目:マントヴァ観光
6日目:北アルプス観光
7日目:ゆったり近郊湖畔観光
8日目:クレモナ観光。帰路

出発前から腸炎を患っていた母。
旅行2日目にして、またしても母に災難が降りかかりました。。。

2日目の午後に観光で行ったトーレ・デル・ベーナコで、美しい白鳥の群れに見とれてしまっていた私たち。
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見とれすぎて足元を見ないで白鳥に向かって突き進んでいった母が、湖畔の岩波に直角に落ちてしまったのです!!!
(Oh, Noooooo!!! *_*;;;;;絶句!!!)
みんな心臓が止まりそうになった恐怖の瞬間でした。

どんな大怪我、大惨事になってもおかしくないような状況で、その瞬間頭が真っ白になりましたが、日頃から朝の体操を欠かさない母の努力のお陰で(?)「・・・・・・・・・・・・・大丈夫かも・・・・・・・・?」と言う母。
腕を擦りむき、胸を強打したのですが、「・・・動かせる・・・」と言うし、イタリアの整形外科にはあまり信用を置いていない私。下手に病院に連れて行くのもためらわれ、とりあえず応急処置をして様子をみることにしました。。。

翌日「多分大丈夫」と言う母の言葉で、無理しないスケジュールと言うことで小観光をしました。
思わず行き先にあった、小さな「聖マドンナの教会」で感謝の祈りを心からした私と母でした。

結局「大丈夫」と言う母の言葉どおり、無事イタリア滞在を終え帰国した両親。
その後、日本の病院に大事をとって行ったら「肋骨3本」折れていたのでした・・・(滝汗!)
でも終われ良ければすべてよし、お医者さんにも感心され、すべてOKで完治した、あっぱれな母だったのでした。


・・・と言うわけで、ここからは旅行の写真をどうぞ。

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ペスキエーラ ↑入り口
       ↓夜景
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トーレ・デル・ベーナコ 母の事件現場
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遊覧船にて
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ラツィーゼ入港
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ラツィーゼの門
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ガルダ湖一周で訪れたシルミオーネの町
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ケーブルカーに乗って「カトゥッロの洞窟」を見に行きました。
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息をのむほどの美しさでした。
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猛暑の中だったので、オリーブの木陰で一息休憩
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その後湖畔を車で北上していく中、山奥の旧道のほうにも行くと、怖い絶壁がいたるところに。
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手に汗を握りつかれたので、山奥のバールで休息。
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とても親切なバリスタさんが可愛いプチドルチェをおごってくれました。
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お菓子に目がない父はとっても嬉しそう。
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その後ガルダ湖北部のリモーネと言う町を観光
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最北のガルダを回リ、トルボレを通りペスキエーラに帰りました。
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これはペスキエーラの町で魚料理イチオシシのレストラン「La Plume」の料理。
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大満足のレストランでした。

両親大感動のアルプスの雄大な風景
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クレモナでは美術館・ストラディバリ博物館共通券で、名画の数々、ヴァイオリンの銘楽器の数々を眼前に見、文化の町に感動の一日でした。
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こうして7泊8日の楽しかったガルダ湖畔観光が終わりました。

なんだかすっごく長くなってしまいました・・・・。(ゼーゼー・・・)
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

次回、両親イタリア滞在日常編をお伝えして、この「両親イタリア滞在シリーズ」を終えたいと思っています。
それではまた♪
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by tokogiappone | 2010-12-04 00:03 | 私の両親

両親 in Italia! No.2

長旅の疲れがやっと取れ、両親ようやく「食欲モリモリ!」になったと思いければ、母が突然急性腸炎に襲われました・・・・・。

実は数日後には今回の滞在の中でも「メイン」と言える行事、「北イタリア・ガルダ湖周辺旅行」を控えていた私たちはちょっぴり焦り気味。。。

結局大事をとってお医者様に診ていただくことにしました。
私たちのかかりつけのお医者様に診てもらったところ、診断は「旅行者の急性腸炎」との事。

旅行者は、現地の人には問題にならない「お水」や「有機栽培の野菜」などにある微生物によって、腸炎を引き起こすことがあると言うことでした。
「ひどくはないけれど、旅行に行くのでそれが心配で・・・」と言うことを話し、お薬を処方してもらいました。

私には普通のイタリアの日常も、父と母にとってはどれも初めての体験。
家庭医の診察室や、薬屋の様子も物珍しく感じる父は「ハイ、そこで止まって。」と言って写真を撮ってしまったりして・・・(汗・^_^;)。
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実はその晩、イタリア人の友人に両親ともども夕食に招待されていて、父と母の演奏を聴きたいと言われていたのですが、「母はやはりやめておいたほうがいいね」という結論を下し、結局私と父とアンジョロの三人でお邪魔しました。
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「行ってびっくり玉手箱」と言う感じで、友人アントネッラ夫婦と待ちの合唱仲間数人だけかと思いきや、アントネッラの娘さんたち、お姉さんや、旦那さんのご両親などわいわいガヤガヤ。。。
結局演奏は私と父だけで行い、その後の夕食。

日本とは違って、おもてなしの形式のようなものがなく、あれよあれよと言う間にことが進みます。
みんなの食事と会話の喧騒に、イタリア語の全然わからない父は、「楽しい」どころか、私が横にいるとは言え、「妻がいない寂しさ+置いてきた妻のことが心配=孤独感・寂寥感」に激しく駆られてしまい、「もう帰りたい!」熱に見舞われてしまったのでした、、、(@_@;;)。

いつもはしょっちゅうケンカもしちゃったりする両親ですが、この晩は「夫婦の絆」を再認識した夕べとなりました。

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母の具合がまだ完璧ではないとは言え、旅行出発の前日は、私の住む町の夏の行事の中でも一大イベントの「Notte bianca (ノッテ・ビアンカ)白夜祭」と言う、夜通し祭りがありました。

これは今回の滞在の中でも見せてあげたかった「イタリアの夏の夜のお祭り風景」だったので、母も引っ張って見に行きました。
幸い我が家はほぼ町の中心なので、歩いて見に行ける距離。
こんな徒歩範囲でお祭りに参加できることがうれしい瞬間です。
人ごみを予想して21時ごろ出かけた時はまだらくらく歩けた通りも、あれよあれよと言う間に凄い人ごみに・・・。
「はぐれると大変だから手をつないで歩こうね。」と言っても、そこで「日本男児」が顔を出してしまい照れくさくて手をつなげない父。。。
でも寄添いながら楽しそうな両親に、私とアンジョロも嬉しくなりました♪
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大道芸人も来るこのお祭り。
子どもも大人も楽しんでいます。
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奥に見える建物のテラスに、お祭りなどの特別な日には入ることができます。
そこのテラスから町の様子を見ると・・・
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凄い人だかり・・・(*_*)。

イタリアの夏の夜のひと時でした。

翌日はいよいよ来たイタリアへ向けての旅行へ出発します!

そのことは次回にお伝えしますね♪
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by tokogiappone | 2010-11-27 00:33 | 私の両親