カテゴリ:音楽 Musica( 5 )

オペラ満喫♪ No.2 

前日の「カルメン」に続いて、日曜日はモンテヴァルキで「ラ・ボエーム」を見てきました。

このボエーム、実はこちらも監督兼ロドルフォ役のテノールが職場ボンチの知り合いだったんです。。。。。

ルーカ・カノーニチという、モンテヴァルキ出身のテノール歌手で、日本でも佐藤しのぶさんと歌った事があるそうです。
先日職場にお菓子を買いに来てくれ、その時に「みんなで行くからね!」と約束しました。

・・・と言うわけで、今回はボンチ軍団も率いて総勢11人で観劇してきました♪

お菓子屋ボンチ、通常とても和やかな雰囲気の職場で、特に日曜日は鼻歌が出やすかったりします。

この日も朝からボンチの奥さんが、気分はすでに「ラ・ボエーム」
ミミやロドルフォの有名なアリアをかなりの「変な調」で歌ってうっとりしている。。。。。

しびれを切らしたボンチの夫。

「もう、やめろ~! ともこ、やめるように言ってくれ~~~!!!」と半分ふざけて、半分本気で奥さんの歌に反撃中。

「トモコ、ミミのアリアをちょっと歌ってみて。。。」と結局反対にせがまれ、ちょっぴり本気でアリアの一部を歌ってみたら大好評。
結局日曜日の朝っぱらから何度もさわりを歌わされる事に・・・。

・・・かくして、ボンチどたばた劇場は終了し、夜は本場のオペラ観劇へ。
f0094490_5484696.jpg

モンテヴァルキも野外観劇。
歌手はもちろん、舞台、音響、衣装、合唱、演出・・・とっても良かったです♪
f0094490_5491443.jpg
f0094490_5493291.jpg

でも2日連続の夜更かしオペラ。
興奮の後は、バタンキュ~~~~でした。(笑)
[PR]
by tokogiappone | 2008-07-23 05:49 | 音楽 Musica

オペラ満喫♪

イタリアの夏。

イタリアでは夏になると、あちこちの町で毎日のように沢山のイベントが催されます。

ジャズ、オペラ、クラシック、観劇、散策、映画・・・。

私の住む近郊の町も例外に漏れず、夜の町の広場での催しがいくつかあります。
夕食後の涼をとりながらの夏の夜、なかなか楽しませてまらいます。

そんな催しの一つで、私が毎年楽しみにしているものの一つがオペラ観劇
このオペラ、町の広場に設置された野外特設ステージで行われるんですよ。

今年は私の町サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノでは「カルメン」、そして隣町のモンテヴァルキでは「ラ・ボエーム」が演奏されました。

・・・が何故か、隣町同士なのに2夜連続。。。

「どうして、もう少し日程を離してくれなかったのかな・・・」と思いましたが、結局両方観劇することに。

「カルメン」の監督は、実は私のかつての歌の先生であるグイーゾ先生。
私がサン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノに来た当初、教会の合唱団の友達の紹介で知り合いになりました。
声楽家としてはもちろん、人として、先生として心から尊敬できる人です。
以前は時折サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノに来てくれレッスンをしてくれていたのですが、もろもろの事情で、その後彼のフィレンツェの家に時々レッスンを受けに行っていました。
でも、私がボンチで働き始め、忙しくなったのと、彼も多忙でフィレンツェにいる事が少ないなど、結局だんだん足が遠のいてしまいました。。。
でも大事な恩師として、友人として、いつも心の中で思っている人です。

ところで、この「カルメン」。
ビゼー作曲のオペラ。
舞台はスペインですが、歌詞はフランス語。

第一幕が終わると何だか周りの観衆からぼやきが聞こえる・・・。

「全然言っていること解らないじゃん! フランス語でやるんだもんなぁ~!(怒)」

・・・って。。。。。(汗)

「原語なんだからあたりまえ?!」・・・と思っているのは私だけ。。。


その後も休憩中、友人に会うごと会うごと、みんなから「フランス語」の上演に当惑のコメント。。。

「舞台がスペイン、言葉がフランス、上演イタリアって、ややこしいよな~」とか言っちゃってる・・。

イタリア人ってイタリア語のオペラになれているので、あらすじを読んで音楽を楽しむって言う習慣があまりないみたいなんです。。。

まぁそれはそれとして、「カルメン」は私の好きなアリアが盛りだくさん♪
楽しませてもらいました。
f0094490_4404217.jpg

ちなみに今回の上演、何と若い日本人の女性もオペラ歌手として活躍してたんですよ!
Frasquitaと言う役ですが、とても美声で、なかなか存在感があって、こうしてオペラの本場イタリアで、プロとして立派に活躍なさっている彼女、「すごいなぁ~。。。」とひたすら感心。
f0094490_441480.jpg

上演は夜1時に終了。
夜更かし苦手の私はお楽しみの後は、ちょっぴりフラフラになりながら帰宅。
しかも翌日は朝7時出勤。。。

これがイタリアで私がオペラ観劇から足が遠のいてしまう原因なんですよね。。。

そして翌日は「ラ・ボエーム」観劇。
その模様は続きで書かせていただきます。
[PR]
by tokogiappone | 2008-07-22 02:25 | 音楽 Musica

イタリア : 夏の夜のコンサート

昨夜は、私の住む街、サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノの夏のコンサートでソロで歌わせてもらいました。

イタリアではこの季節になると、夏の夕べの催し物が各地で連日催されます。
私のいる町も例に漏れず、毎年恒例の様々なコンサートがこの時期、広場や教会で開催されます。

今はお菓子屋で働いていますが、私がイタリアに渡ったもともとの目的は声楽の勉強。

現在は音楽とは縁遠い生活をしているものの、やはり私の中では音楽はいつも重要な位置を占めています。

この街に住んで早くも6年。

在住し始めた当初は一生懸命音楽を続けていけるための環境を探したりもして、たどり着いたのがこの町の教会の合唱団でした。

かつては、フィレンツェのコンセルヴァトーリオ(国立音楽学校)の作曲科の教授をしていたこの町の牧師先生によって、30年ぐらい前に創立したこの合唱団。
歴史は深く、昔はかなり活躍した合唱団だったそうですが、今は正直とても風化してしまって悲しくも怪しい合唱団になってしまいました。。。

でも縁があって知り合ったこの合唱団には、何かあることに三流声楽家の私にもかかわらず、とても大切にしてもらって、たびたびソロで歌う機会を与えてもらってきました。

この合唱団の創立者の牧師先生、少しお歳を召されているのに合わせ、2年前にひどい発作に襲われ、それ以降現役を引退なさってしまっています。。。
でも合唱団は今も町の文化の一部となっているので、夏のコンサートには毎年プログラムの一部に企画に入れてくれるのです。

ですが、今年は指揮者との都合も合わず、合唱コンサートとしてのプログラムを準備する事ができなかったので、その埋め合わせとして、私を含め3人のソロでのコンサートを組みました。

すっかり音楽環境から遠のいてしまっている自分。
「歌えと言われても・・・」と言う感じでしたが、折角の機会無駄にするのももったいないと思い、思い切って歌うことに。
この町で一番古い、1400年代に建築されたサン・ロレンツォ教会で歌ってきました。

私の曲目はすべて「アヴェ・マリア」を選び、古い順に作曲家「カッチーニ」、「マスカーニ」、そして私たちの牧師先生が作曲したものの3曲を歌いました。
f0094490_4173664.jpg

久々のソロでの舞台。とっても緊張。。。(汗)

コンサートの話が来た当初は、アンジョロの容態に気を取られてコンサートの練習気分にはなれず、結局一週間で準備。

伴奏との初あわせも本番の2日前のみで、合わせてみると、私とオルガン奏者のサンドロとの曲の解釈の仕方が全然合わず、ちょっぴり言い争いもしてしまい、前日にもう一度合わせをしてもらいました。
しかも二日間のリハーサルの最中、教会の外では、ロックコンサートのリ-ハサルが・・・。

そんなこんなで迎えたコンサートの日・・・なのに、そういう日に限って遠方からアンジョロの従兄達が午後に遊びに来たり・・・・・とぎりぎりまでワタワタ。。。

かなり緊張しましたが、お陰さまで気持ちよく歌う事ができました。
でも、やはり本番って言うのは緊張もあるだけに、終わったときの爽快感がたまらなかったです。

勉強不足で人前で歌える状態でない事は百も承知です。でも、日本で勉強していた時は反対に、まじめに取り組みすぎて、すべてがカチカチになってしまって、それはそれで駄目だったような気がします。

イタリアのこのあまり緊張感のないコンサートの準備模様。
でもイタリアへ来てから、音楽を自然体で楽しむ感覚を教えてもらったような気がします。
そして教会音楽を教会で歌うごとに、このヨーロッパの深い音楽文化と教会の存在の意味を肌で感じます。
また、私のような何者でもない日本人の一住人に、このような機会を与えてくれるイタリア人住民たちの寛容さを感じずにはいられません。

昨夜は久しぶりに懐かしいコンサートの本番気分を楽しませてもらいました♪
[PR]
by tokogiappone | 2007-07-01 23:25 | 音楽 Musica

イタリア・野外オペラ「椿姫」

昨晩、私の住む町、サン・ジョバンニ・ヴァルダルノの中心広場へ、野外オペラを見に行きました。
演目は“La Traviata”、日本語名で言う「椿姫」

やってきた公演団は毎年夏、イタリア各地の広場で野外オペラ公演をします。
今年は『椿姫』の他、町によっては「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「道化師」のセット上演もしていて、毎年ポピュラーなオペラの演目で、私たちを楽しませてくれます。
毎夏のこの時期に、七夕のように一年に一回やって来てくれるので、私たちの夏の定番となってしまいました。
しかも毎年同じレイアウトのポスター。
見るたびに「あぁ、今年もやってきたな。」・・・と。

今年の演目「椿姫」は、《乾杯“Brindisi”》を初め、数々のイタリア人にとっておなじみの有名な歌が織り込まれているためか、有名な節が始まると、なんと一緒に歌いだす人たちが・・・・・。

しかも音楽とは無縁のようなおじちゃん、おばちゃんの声で・・・。

イタリアに来て意外とオペラがクラシック音楽好きの人以外の間では無関心で、しかも殆どテレビでも見られることがなく、「せっかくのイタリアの伝統芸術なのにこれでオペラもイタリアから消えちゃうのかな・・・・」と思う時も無きにせずなのですが、やはりここはイタリア。

歌詞のイタリア語は意外と体に染み付いているようで、特別クラシック音楽を勉強していなくても、意外とちょっとした節は歌えてしまう人がいたりします。

そのためか、昨日の「椿姫」、要所要所の有名な歌の節で、小さい声で口ずさむ人たちの歌声があちらこちらから・・・。

小さい声も重なればちょっとした唸りを帯びた声になって聞こえてくるもので、ちょっぴり唖然・・・と共に、そんなイタリア人が可愛くも思えて、一人微笑んでしまいました。。。

楽しいオペラ鑑賞。
でも、以前にも書きましたが、イタリアでのオペラ鑑賞での私の問題は、夜遅くから始まるため、終わるのは夜中。

朝方人間の私は眠気との戦いで、大好きなオペラも最後は意識朦朧。

椿姫は最後、病気で死んでしまうのだけれど、死ぬまでも永遠とアリアを歌い続けてお客を泣かせます。

そんな「椿姫」に、最後息を引き取ってオペラが終了すると同時に夫が言った言葉、「やっと死んだな。」・・・に、お話の悲しみは横に置いといて、おかしくて思わず噴出してしまいました。。。。。

トコアンジョロ
[PR]
by tokogiappone | 2006-07-29 21:39 | 音楽 Musica

オペラ鑑賞に行く。

昨日は、久しぶりにオペラを見ました♪
演目はモーツァルトの「Don・Giovanni」でした。
f0094490_5534436.jpg

もともとイタリアへ来た目的は「声楽の勉強のため」だった私は、かつては毎日欠かさず歌の練習をし、暇さえあればクラシック音楽を聞いていた生活だったのですが、気が付くと、結婚生活、夫とのきのこ狩り、お菓子屋勤め・・・と道がそれ、最近ではすっかり音楽から遠のいてしまっています。。。。

と言うのも、もともとはマルケ州で声楽の勉強をしていたのですが、結婚して夫の住む今の町、“サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノ”に引っ越してきたものの、この町は、ほとんど音楽の環境がない・・・と言うのが悲しいかな現状です。

住み始めた当初、音楽をやっている所を探して行き着いたのが、教会の合唱団。
一緒にミサやコンサートに参加させてもらったりもしましたが、お菓子屋勤めで、日曜日のミサや、コンサートにも参加できなくなってしまったので、最近ではすっかり足が遠のいてしまいました。

そんなかんなで、音楽とは縁のない生活になってしまって、ちょっぴり自分の「志半ばの状態」に、いけない罪悪感に駆られる事もあるのですが、昨日はサン・ジョヴァンニでオペラがあったので見に行きました♪

それも私の家から歩いて2分(本当に!)と言う距離にある、映画館のステージであって、しかも値段も一般12ユーロ、COOP の会員カードを掲示すると10ユーロと言う、日本でやっていた学生オペラよりも安い!・・・と言う安価でした。

久々のオペラと言う事だけで嬉しくって、そんなに質的には期待しないで言ったのですが、とても良かったので満足満足♪♪♪のオペラの夕べでした。

フィレンツェには有名な“Maggio musica fiorentino”(5月音楽祭)と言うのがあって、世界的に有名なオペラ歌手が来たりもするのですが、イタリアでの問題は、オペラは夜中までかかって見る事になる・・・と言う事です。
ふつう夜9時から始まる予定なのですが、9時はあくまでも予定。大体9時半ごろから始まります。そのあと休憩その他もろもろで、終わるのは夜中の12時から1時半ごろ・・・

何せ私は朝方人間なので、朝には強いが夜にはめちゃ弱い。。。
たいてい後半は、いくら好きなオペラでも意識が朦朧としてきて、楽しいはずが、重たい眼との戦いと化してしまうのです・・・。
なのでフィレンツェまで見に行って、それから家に帰ることを思うと、ちょっと足が遠のいてしまいます。

声楽を勉強していた学校では、地方でのコンサートも時折あったのですが、コンサートの後は打ち上げ兼夕食で、夜中の3時ぐらいまでかかって食事・・・なんてこともあって、眠っている体にご飯を食べさせる・・・と言うような拷問状態。
音楽は好きでも、体が付いていけない・・・。

反面、夫とのきのこ狩りのために朝4時半起床とかあっても、いたって楽勝なのです♪
正直言って朝は元気満々。
朝から食欲モリモリ、しかもよくしゃべるので、朝が弱いタイプの人には、ちょっと迷惑な私です・・・。

そんな訳ですが、昨日のオペラは久々に自分の原点の音楽に接する事のできた、幸せな夕べでした♪

トコアンジョロ
[PR]
by tokogiappone | 2006-03-31 22:58 | 音楽 Musica