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オペラ鑑賞に行く。

昨日は、久しぶりにオペラを見ました♪
演目はモーツァルトの「Don・Giovanni」でした。
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もともとイタリアへ来た目的は「声楽の勉強のため」だった私は、かつては毎日欠かさず歌の練習をし、暇さえあればクラシック音楽を聞いていた生活だったのですが、気が付くと、結婚生活、夫とのきのこ狩り、お菓子屋勤め・・・と道がそれ、最近ではすっかり音楽から遠のいてしまっています。。。。

と言うのも、もともとはマルケ州で声楽の勉強をしていたのですが、結婚して夫の住む今の町、“サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノ”に引っ越してきたものの、この町は、ほとんど音楽の環境がない・・・と言うのが悲しいかな現状です。

住み始めた当初、音楽をやっている所を探して行き着いたのが、教会の合唱団。
一緒にミサやコンサートに参加させてもらったりもしましたが、お菓子屋勤めで、日曜日のミサや、コンサートにも参加できなくなってしまったので、最近ではすっかり足が遠のいてしまいました。

そんなかんなで、音楽とは縁のない生活になってしまって、ちょっぴり自分の「志半ばの状態」に、いけない罪悪感に駆られる事もあるのですが、昨日はサン・ジョヴァンニでオペラがあったので見に行きました♪

それも私の家から歩いて2分(本当に!)と言う距離にある、映画館のステージであって、しかも値段も一般12ユーロ、COOP の会員カードを掲示すると10ユーロと言う、日本でやっていた学生オペラよりも安い!・・・と言う安価でした。

久々のオペラと言う事だけで嬉しくって、そんなに質的には期待しないで言ったのですが、とても良かったので満足満足♪♪♪のオペラの夕べでした。

フィレンツェには有名な“Maggio musica fiorentino”(5月音楽祭)と言うのがあって、世界的に有名なオペラ歌手が来たりもするのですが、イタリアでの問題は、オペラは夜中までかかって見る事になる・・・と言う事です。
ふつう夜9時から始まる予定なのですが、9時はあくまでも予定。大体9時半ごろから始まります。そのあと休憩その他もろもろで、終わるのは夜中の12時から1時半ごろ・・・

何せ私は朝方人間なので、朝には強いが夜にはめちゃ弱い。。。
たいてい後半は、いくら好きなオペラでも意識が朦朧としてきて、楽しいはずが、重たい眼との戦いと化してしまうのです・・・。
なのでフィレンツェまで見に行って、それから家に帰ることを思うと、ちょっと足が遠のいてしまいます。

声楽を勉強していた学校では、地方でのコンサートも時折あったのですが、コンサートの後は打ち上げ兼夕食で、夜中の3時ぐらいまでかかって食事・・・なんてこともあって、眠っている体にご飯を食べさせる・・・と言うような拷問状態。
音楽は好きでも、体が付いていけない・・・。

反面、夫とのきのこ狩りのために朝4時半起床とかあっても、いたって楽勝なのです♪
正直言って朝は元気満々。
朝から食欲モリモリ、しかもよくしゃべるので、朝が弱いタイプの人には、ちょっと迷惑な私です・・・。

そんな訳ですが、昨日のオペラは久々に自分の原点の音楽に接する事のできた、幸せな夕べでした♪

トコアンジョロ
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by tokogiappone | 2006-03-31 22:58 | 音楽 Musica

Pasqua (パスクア) 

”Pasqua”は日本語でいわゆる復活祭
クリスマスはキリスト教国ではない日本でも、一種のお祭り行事感覚みたいなもので、すっかり定着してしまいましたが、Pasqua(パスクア)は未だ、イマイチ日本には浸透していないように思います。

クリスマスは毎年同じ日なのに、パスクアは毎年違う日。
これもまた「どうしてーーー???」と言う感じで、何だかしっくり来ないのです。。。。

何でも「春分の日のあとに起こる、満月の日の後に来る、最初の日曜日=その年のパスクアの日」・・・だそうです。 Avete capito???

・・・と言うわけで今年は春分の日(3月21日)のあとに来る満月の日が4月13日。そのあとに来る日曜日が4月15日。と言う事で今年のパスクアは4月15日です!

Pasquaと言えば卵の形をしたお菓子が有名です。イタリア語でいわゆる“Uova di Pasqua”(パスクアの卵).
私の働くBonciでもチョコレート製造部のほうで、Uova di Pasqua を作っています。

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卵の形から、絵、お花のひとつひとつまですべて手つくりのお砂糖菓子です♪
卵の中にはそれぞれちょっとしたおまけプレゼントが入るんですよ。
f0094490_6162261.jpgちなみにこの写真は、今年のお店のショーウィンドウの一部の写真です。

次回はもうひとつのパスクアのお菓子の主役Colombaを紹介しますね。

トコアンジョロ
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by tokogiappone | 2006-03-30 22:20 | イタリア豆知識

私の働いているお菓子屋さん♪

きょうは、私が働いているお菓子屋さんをチョコッと紹介しますね♪

名前は
Pasticceria ボンチ

場所は私が住んでいるSan Giovenni Valdarno の隣にある町、Montevarchi(モンテヴァルキ)と言う所にあります。f0094490_559150.jpg
Montevarchiの町の近くにはPradaのアウトレットもあるので、小さい町ですが日本人も時折訪れるそうです。
・・・そうですと書いたのは、長年今の町に住んでいるのですが、意外と日本人と会う機会がない・・・。
たまに誰か日本人とお話したいなぁ・・・とか思い話しかけると中国人だったりして。。。。
もしかして私、日本人と中国人を見分ける才能ないかな???
誰か見分け方のコツを知っている人がいたら教えてくれると嬉しいです♪

ところで私の働くお菓子屋Bonci(ボンチ)ですが、とてもおいしいお菓子を作っていることで、地元では一応ちょっとしたブランド店として知られています。

お店の看板商品としてイチ押し人気の商品はパンブリアコーネ
イタリアはもちろん、ヨーロッパ各地、アメリカ、中国の香港をはじめ、日本にも輸出しています。
輸出と言うと大きい規模のお菓子店に感じますが、生粋の手作り製造、梱包で、まさにartigianatoのお店です。

ひとつひとつ心を込めて、大切に作っているお店です。

このパンブリアコーネというのはもともとはクリスマスのパネットーネに数種類の干しぶどうリキュールの香りよいワイン(Vino passito)をしみこませたもので、クリスマスはもちろん、一年中愛され続け、食べられるほどの人気商品です。
直訳すると、「酔っ払いパン」と言った意味になりますが、ちょっと品のない訳でパンブリアコーネさんごめん・・・。
イタリアはもちろん、世界各地にも輸出するほどの人気です♪
もしもモンテヴァルキに来る機会が会ったらぜひ遊びに来てくださいね。

その後シリーズでいろいろな味も出てきて、現在あるものでは
ブリア ラム(ラム酒味)
ブリア ペスカ(桃のリキュール味)
ブリア アナナス(パイナップルのリキュール味)
ブリア ペーラ (ブラックチョコレートとなしのリキュール味)
ブリア ビアンコ
(ホワイトチョコレートとバニラのリキュール味)
・・・・・があり、Bria(ブリア)シリーズとして様々な味が楽しめます。

もしモンテヴァルキのプラダのアウトレットに行く機会でもありましたら、ぜひボンチにも遊びに来てくださいね♪♪♪

トコアンジョロ
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by tokogiappone | 2006-03-28 22:56 | お菓子 Dolci

狩人の昼食パーティー

私はお菓子屋さんで働いているため、日曜日はもちろんお仕事。
なので、日曜日の行事にはほとんど参加できないのですが、昨日はちょっと早く退勤させてもらい、友人に誘われて「狩人の昼食会」に行ってきました♪

私の住む街から車で走る事1時間半、80km程離れた場所で、Maremma(マレンマ)と呼ばれる地方にある町、Casole d’Elsa(カーゾレ・デルツァ)と言う所。
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Sienaの丘陵の丘の上と言った、とても風景が美しい地方です。私の夫の友人で、きのこ狩りにいつも一緒に行くVittorio(ヴィットリオ)と言う友達の別荘があり、彼がいつも狩に行く地方です。
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そこは、イノシシ狩りがとても盛んで、彼はいつもそのイノシシのお肉をプレゼントしてくれます。
一週間前の同僚との夕食会で食べたのも、もちろんヴィットリオからのプレゼントでした。

昼食会は1時半から始まり、終わったのは5時過ぎ。
まさに食べすぎ、飲みすぎ・・・。
ふだんトラクターか何かを入れていると思われる納屋に椅子と長テーブルが設定されていて、総勢100名以上の人数。
みんなのざわめきの中でおしゃべりするため、大きい声で話さないと、聞き取れない!!!
終盤にはのどが痛くなってしまいました・・・。
昼食会とは言っても、エレガントさとは程遠い豪快なもので、会の終わりにはお楽しみ抽選会があり、商品は地元マレンマの羊のチーズやイノシシのソーセージなど。
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イタリアではイノシシ狩りは普通、30人から40人ぐらいにも及ぶ、大きいチームで行われます。
イタリア語ではSquadro(スクワードロ)、スポーツのチームを呼ぶときと同じ呼び方です。

この昼食会での収益金は今年の狩の資金となります。
要は、食べて、楽しんで、お金を貯める・・・と言ったところでしょうか。

周りは羊や鶏、七面鳥等の動物たちに囲まれた、のどかな離れの農家に、大勢の狩人、その友達や家族で、人と車でおおにぎわいの日曜日でした♪

トコアンジョロ
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by tokogiappone | 2006-03-27 23:38 | イタリア豆知識

菓子職人(の卵)になるまで・・・。

イタリアのお菓子屋で働き初めて、早くも2年の月日が流れました。

2年間とってもあっという間に過ぎてしまい、まるで夢のようです。

私がお菓子屋で働き始めたきっかけはちょっと変わっていて、自分でもいまだに菓子職人と言う実感がほとんどありません。

前にも書きましたが、もともとは声楽の勉強にイタリアに来たので、お菓子とはほとんど無縁の生活をしてて、たまに趣味で時々作る以外は、はっきり言って特に何も知りませんでした。

そんな私がお菓子屋で勤めるきっかけとなったのは、正直、単なる「職探し」からでした。
ちょうど仕事を探している時に、たまたま町の役所の中で見た一枚のポスターがきっかけになった、まるで運命のようなそのポスター。
内容は「700時間、菓子職人養成講座」と言ったもの。

私の夫と、夫のお姉さんは、大のお菓子好き。
その夫がそのポスターを見て、「こんなのあるよ!」と何だかワクワクしている。
「仕事見つからなかったとしても、このコース受けて無駄にはならないよね~♪♪♪」とか言う話になり、私もついついその気になって、結局参加する事態に・・・。

しかも講座は、ヨーロッパ共同体主催の失業者対策とか言う事で、すべて無料。
何だか至れり尽くせりでとってもお得な講座♪

コースが始まるとこれがなかなか楽しい。
見るもの、聞くこと、すべて初めてのことばかりで感動の毎日でした。
「お菓子って結局ほとんど卵、砂糖、小麦粉、バター・・・からできているのに、手順を変えるだけでこんなにいろいろなものに変身するのかぁ~~~。。。」とか思い、特に初めてシュークリームが膨らむのを見た時や、ブリオッシュの形を作った時は、本当にドキドキして興奮したのを覚えています。

コースはアレッツォで行われ、いろいろな科目があって、菓子実習はもちろん、マーケティング、簿記、保健衛生、英語、コンピューター、ソムリエ・・・etc. 広く浅くと言う感じで詰め込まれました。どれも脳みそがバクハツしそうになるほど私には大変で、毎日ヘトヘトになりながら、アレッツォまで列車で通いました。

その後、講座の中にあるTirocinio (実地実習)と言うのでお菓子屋さんに派遣されました。
その時に、講座の先生が働いている所で、私の住む町の隣町、Montevarchi(モンテヴァルキ)と言う町にある、その名もPasticceria Bonciと言うお菓子屋に派遣されました。
その後、なんと正式に採用してくれ、今に至ってこのお菓子屋で働いています。
なので、今は菓子職人の卵・・・と言ったところでしょうか。

この、Bonci・・・ボンチ・・・と言う名前、自分では気が付かなかったのですが、日本の友達にその名前を言ったところ笑われ、彼女いわく「ザ・ボンチ」を思い出したとのこと・・・。(私が子供の頃、一世風靡したお笑い芸人です。覚えていますか?)
そういわれればそう言うお笑い、いたなぁ・・・とちょっと愕然。
Bonciは経営者の苗字なのですが、ザ・ボンチと同じBonci家族。兄弟が主となって家族ぐるみと従業員で経営しているのですが、本当にとてもよい人たちで、とても楽しい職場です。

これから時々、このお菓子屋Bonci劇場とともに、イタリアの四季のお菓子もお伝えしたいと思っています♪

トコアンジョロ
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by tokogiappone | 2006-03-22 23:57 | お菓子 Dolci

L'equinozio di primavera 春分 ~Il Giorno di San Benedetto~ 

今日から春・・・にもかかわらず、ここイタリアは相変わらずぐずついた寒い日が続いています。

例年なら、ツバメが到着する日として知られていて
“Per San Benedetto una rondine sotto il tetto ”
(ベネデット聖人の日には軒下にツバメがいる)と言う有名な諺のごとく、ツバメたちが飛び交うはず・・・なのですが、今年は寒い冬のため、ツバメの字も見当たりません・・・。

早く暖かい春の到来が待ちどうしいです!

でも暦では春。

この寒い日もまもなく終わり草木が息吹く暖かい日々を想像するだけでも、何だかワクワクしてしまいます♪

また、3月はトスカーナには、
“Marzo pizzo pazzo e malavvezzo”
という諺もあります。意味としては
3月はキチガイ天気で変わりやすい
・・・と言った感じでしょうか。
3月は、暖かくなったと思ったら寒くなったり、突然アラレが降ったり、夕立になったり・・・とキチガイのようにころころ天候が変わることを言っています。

でもやはり春の陽気は、何だか意味もなくやる気がわいてくるようなポジティブなエネルギーを感じて、みょうに気持ちが踊るのは私だけ???

トコアンジョロ
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by tokogiappone | 2006-03-21 22:09 | イタリア豆知識

聖人ジュゼッペの日 Giorno di S.Giuseppe.....Festa del Papà

きょう3月19日はGiorno di San Giuseppe((ジョルノ・ディ・サン・ジュゼッペ)(聖人ジュゼッペ)の日。

キリスト教では、毎日が聖人の誰かをお祝いする日となっています。
そのために、カレンダーには毎日その日の聖人は誰か書かれています。

キリスト教の人の名前はよく、聖人の名前をとって付けられて、その日の聖人の名前と同じ名前の人が知り合いにいた場合は、その人にも祝福してあげる習慣があります。

祝福の言葉「Auguri(アウグーリ)!」と言ってチュッ、チュッとほっぺたを合わせながら抱擁する・・・と言った感じです。

いろいろいる聖人の中で、今日は「聖人ジュセッペ」の日。

聖人ジュセッペは、処女マリアの夫となった人、つまりイエス・キリストの育ての父となります。
結婚前のマリアの処女妊娠にもかかわらず、その事実を受け入れ結婚した心優しい人でした。

ジュゼッペは木工大工だったため、サン・ジュゼッペの日は、ジュゼッペと言う名前の人のほか、大工や手工職人たちの日ともされています。

また3月19日は冬の終わり、春になる春分を目前に控えた日でもあるため、この日に農家は昨年の作物を焼き払う、焼畑をし、新しい年の豊作を祈ると言う儀式を行う習慣もありました。
その儀式の終わりに食べるドルチェが、今も「聖人ジュゼッペ」の日に食べるお菓子として受け継がれています。

どんなお菓子かと言うと、「Fritelle(フリッテッレ)」(揚げ菓子)です。
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それぞれの地方によってお菓子は違いますが、ここトスカーナ地方(すくなともフィレンツェ、アレッツォ圏)はサン・ジュゼッペの日と言うと、Frittelle di riso(フリッテッレ・ディ・リ‐ゾ)(お米生地のドーナツ)が代表的です。その他、「Brighelle(ブリゲッレ)」と言う、シュ‐クリ‐ム生地を揚げて、そこにカスタードと生クリームをあわせたクリームを詰めたものも人気です。

また、Giorno di San Giuseppeの日は、第二次世界大戦後、いつの頃からか、「父の日」ともされています。たぶんキリストの父、ジュゼッペにちなんで、商業の中で作られたものなのでは・・・と思います。

そのせいか、それほど完璧な習慣として定着していない感があって、母の日に比べあっさりと過ぎ去ります。
私の働くお店ではお客さんの様子を見よう・・・と言う事で、父の日のためには特に何も特別用意してなかったのですが、今年は3月19日が日曜日になったせいか、意外とお客さんたちは父の日のためのケーキを買いたがる!・・・と言う事態に・・・。
あわてて「Auguri Papà!(おとうさんありがとう)」といったフレームを急いで作ったものの、ここはトスカーナ
トスカーナ方言で、PapàBabboとなるのでお客さんの中には「Auguri Babbo!」の要求が・・・。あわてて書き直しで朝からてんてこ舞い。
他にも、マジパンを出してきて、またまた大急ぎでネクタイの形の飾りを作ったり…と、「私たち準備してませんでした・・・」状態に・・・。
でもここはイタリア。意外とこういう危機には強いのです。

            ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

ちなみにこのBabbo。オペラ好きの人なら聴いたことがあると思われる、プッチーニの「Gianni・Schicchi」というオペラの中で歌われる「O mio babbiono caro」(私のお父さん)というアリアのお父さんは、生粋のBabbo=トスカーナの父に当たることにお気付きですか???

プッチーニもまたトスカーナ出身の作曲家です。
それまでの宮廷音楽的な貴族向きのオペラから、庶民の生活をそのままオペラにしたようなリアルな感情を音楽にした、Verismo Opera(ヴェリズモ オペラ)と言うスタイルを確立した一人です。
Lucca(ルッカ)という町出身で、Viareggio(ヴィアレッジョ)の近くにあるTorre del lago(トーレ・デル・ラーゴ)というところでも生活していました。
Torre del lago では毎年夏に、プッチーニ オペラ フェスティバルが湖畔で野外上演されます。

それでは今日はこの辺で・・・。

トコアンジョロ
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by tokogiappone | 2006-03-19 23:34 | イタリア豆知識

イタリア人の趣味

明日は職場の同僚を夕食に招待しています。

・・・と言う訳で、メインメニューには「いのしし料理」を用意しました。

私の夫は、キノコ狩りマニアですが、イタリアの男の人の趣味は一般的に人気なのが、

    1.キノコ狩り  2.狩猟  3.釣り   4.サイクリング 
                                  ・・・・・だと思います。

当然他にもいろいろな趣味は存在するのですが、これはよく見る光景だと私は思います。

日本では3.の釣り以外、それほどメジャーではない趣味に思われるのですが、イタリアに限らず、ヨーロッパ全体の共通の趣味ではないかと思います。

「1.」のキノコ狩りは、私も時間があるときは、夫に便乗して連れて行ってもらうのですが、これがまたまさに狩。

特にポルチーニのシーズンになると、早朝、日の出が始まる瞬間に森に入ると言う事を前提に家を出発します。

なので、夏の陽(ひ)の長い時期は、日本人の観光客がまだホテルで疲れを癒しながらスヤスヤ寝ている最中に、イタリアの街角あちこちで、緑色の森用の上着と帽子に身を包み、かごを持ったイタリア人たちが、朝4時半から5時ごろに、すでに車で森に向かっていたりするのです。

数百km離れた場所まで探しに行く事も良くある事なので、そういう時は、はっきり言ってまだ夜???と言うような時点で出発します。

そんなに早く出発しなくても・・・と眠気眼で私は参加。
キノコ狩りは一人で行く人もいるけれど、友達と行く事も普通なので、みんなどこかで待ち合わせて、一台の車に便乗していくのですが、まだ暗闇のフィレンツェの高速道路の陸橋の下で、緑装束の男たちがかごを持ってうじゃうじゃ!・・・なんてことも。
みんな“我先に森に入るぞっ!!!”と言う様な、妙な戦闘ムードが漂っています・・・。
森についても車があちこちに駐車してて、何事?と言った雰囲気です。

シーズン中は、街の人の日常の挨拶の話題も、「きのこが始まったらしい」・・・とか、「~(どこそこ)で生えてるらしい」・・・とか、「きのう~kgとれた」・・・とか、そういう話題が頻繁に出ます。


・・・とまぁ話はそれましたが、私の夫の趣味はキノコ狩りですが、当然、友人や親戚の中には2.の「狩猟が趣味」と言う人も当然出てきます。

明日の料理も、家の友人の一人からいただいた「いのしし」のお肉の料理をします。
「いのしし」はいいのですが、「キジ(鳥)」をいただく事もあって、そうなると大変・・・。
なんと丸ごと頭はもちろん、足、羽根付きでいただいてしまう事も・・・。
初めのうちは、「えぇ~~~・・・」と怖じ気づいていたのですが、今やずいぶん免疫が付きました。 
なんせ羽をむしるところから始まるんです・・・。

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幸い、夫のお姉さんと同居しているので、こういう時、ちょっと甘えてやってもらっちゃったりする事がほとんどです。本当に助かります。

このいのしし料理も、今朝、私が仕事に行っている間に作ってくれていました。
料理方法はなかなか面倒くさいのですが、手間隙をかけて仕上げる事で、野生の肉にもかかわらず、臭みのがなく、とてもおいしく、 やわらかく、ジューシーに仕上がり、いつもお客さんに大好評です。

3.の「釣り」と4.の「サイクリング」が趣味の人は、我が家の周辺にはいないのですが、暖かい時期になるとあちこちで見られる光景だと思います。

それでは今日はこの辺で・・・

トコアンジョロ    
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by tokogiappone | 2006-03-18 23:47 | イタリア豆知識

17日の金曜日・・・・・

今日は、なんと17日の金曜日。

世界的に有名な不吉な日は、13日の金曜日。

いろいろな俗説はあるものの、一般的に13日はキリストの最後の晩餐の人数、つまり、12人の使徒とキリスト、合わせて「13人」から来ているという説があります。
また、金曜日は、キリストが磔刑にあった日。
そこから来ていると言われています。

いっぽう、イタリアでは17もまた不吉な数字となっています。

・・・と言うのも「17」を古代ローマの数字で書くと「XVII」となります。
このアルファベットをちょっと動かすと「VIXI」となり、ラテン語で「生きていた」・・・・つまり「死」・・・を意味する言葉となります。
イタリア語を勉強した人なら、Passato remoto(遠過去)の活用を勉強した事があると思いますが、この「VIXI」を現在のイタリア語で言うと、「Io vissi」=直訳「私は生きていた」=「死」とつながります。
という訳で、イタリアでは「17」は不吉な数字となっています。

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ところで話は変わりますが、私の夫アンジョロはキノコ狩りの名人なのですが、イタリアでは今、冬のキノコのシーズンです。
下の写真は、今朝アンジョロが採ってきたものです。

その名もイタリア語名でDormienti ドルミエンティ(学名 Hygrophorus marzuolus)です。

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冬の雪解けのころ、雪の下から顔を出すのですが、見つけるのはなかなか難しいです。
でも難しいだけに、見つけるのが快感。
まるで宝探しのような気分にさせられるキノコです。
ここにある写真のキノコたちも、ほぼ土の下に隠れていたのを、土のふくらみを見ながら探し当てたものです。

料理法としては、てんぷらにしたり、オイル漬けにして食べると、コリコリしている上、クセのない味でとてもおいしいです。

俗名の「ドルミエンティ」の他、Marzuoli(マルツォーリ)とも呼ばれます。
意味として「3月のキノコ」と言うところでしょうか。
でも、今年はとても寒い冬となってしまっているので、ちょっとシーズンが遅れています。

まだ走り・・・と言う感じで小さいですが、シーズンまっさかりになると、なかなかすごいのも出るので楽しみにしていてくださいね。

トコアンジョロ (ミケランジェロにちなんでの私たちの俗名です・・・。)
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by tokogiappone | 2006-03-18 00:05 | きのこ Funghi

Piacere!

はじめまして。

イタリアに声楽の勉強のために、イタリア中部マルケ州の小さな町に留学したはずが、気が付くとイタリア人と結婚。

現在はトスカーナ州のフィレンツエとアレッツォの中間にある、San Giovanni Valdarno(サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノ) と言う町に在住して、音楽から一機一転して、近くの町のお菓子屋で菓子職人として働いています。そのほか、地元の若者に日本語を教えたりもしている生活です。

いっぽう、イタリア人の夫、Angiolo(アンジョロ)は自然が大好き。
一年中、キノコ狩り、野生のアスパラや栗狩など、いつも森で何かを探している生活です。

イタリアの日常生活模様のほか、お菓子事情、イタリアの若者事情、森事情などなど、イタリアの事情あれこれをお届けしていきたいと思っています。

どうぞよろしくおねがいしますね。

Toko
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by tokogiappone | 2006-03-17 05:27 | プロフィール