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冬のヴァカンス~イタリアの故郷に帰る~

実はベファーナの翌日の日曜日から、私たち「Pasticceria Bonci」お菓子屋部隊は、冬のヴァカンスに入っています♪

我が家の猫の体調がすぐれないため、今年のヴァカンスは、予定を立てずに、猫の様子を見ることになりました。
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この猫、実は重病で、去年の暮れに病院で「すい臓がん」と診断され、食欲も全然なくなり、今にもこの世を去ってしまいそうな雰囲気で、悲しみにくれていた我が家。

・・・・・なのに、その後、突然食欲がモリモリ復活。

こうして見る限り、かなり元気に!

今まで見たこともないぐらいの食欲に、「もしかして、お医者様、間違った診断をくれたんじゃないのか???」・・・と思うほどに。

「この様子なら・・・」と、水曜日から一泊二日で、私が初めてイタリアで暮らした、イタリア中部にあるマルケ州の小さな町、“Cagli(カリ)"へ、夫と行ってきました♪
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カリは今から5年ほど前、約3年間、声楽の学校に通いながら暮らした所。
とても町の人たちに良くしてもらい、私にとってはイタリアでの故郷。
今回も里帰り旅行のような滞在となりました♪

私が通っていた当時は、学校はかなり活発に活動していて、小さい町にもかかわらず、世界各国から沢山の生徒が集まっていました。(ペルー、フィンランディア、スイス、ロシア、韓国、ウクライナ、アルゼンチン・・・・・・・・・)

でも音楽家の集団は個性の塊。

毎日ハプニングの連続で、まるで生で連続ドラマを見ている(・・・と言うより参加している。)ような生活。

町の人たちとも、とても密接した生活で、いつも道端で一緒に井戸端会議。

たくさん泣いたり、怒ったり。

笑ったり、感動したり。

本当にいい意味でも悪い意味でも、刺激的過ぎる毎日で、心はいつもいろいろな感情がひしめき合う日々でした。

でも、カリの人たちに本当に温かく支えてもらい、私にとって忘れられない時となりました。

そしてその日々は、カリのたちにとっても、今も忘れられない時のようです。




お菓子屋勤めで時間がなく、3年ほどご無沙汰してしまったのですが、今回、「猫の様子も落ち着いてるし、思い切ってカリに行こうか。。。。」・・・とヴァカンスに入った日曜日、突如決定。

ほとんど連絡なしで訪れたのに、町を歩いていると昔の友人たちに次々と再会。
滞在中の食事すべて、あちこちの家に招待され、みんなと昔の話に花を咲かせました。

心が痛くなるほど懐かしい人たち。

この町での思い出は、私の一生の宝物となるでしょう。。。。





人生は諸行無常。

日々変わり行く毎日。

でも、みんな一緒に時を過ごした人たちが、同じ思い出や感情を胸の中に抱きながら、それぞれの人生を進んでいっている・・・と言うのをひしひしと感じ、再開を喜びながらも、止める事のできない時間の流れを感じ、少し感傷的な里帰りとなりました。

そして、みんなと再会を約束し、タイムマシーンを降りました。

トコアンジョロ
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by tokogiappone | 2007-01-12 19:11 | 日常生活Quotidiano

2007年も明けて・・・。

遅くなってしまいましたが・・・・・

“あけましておめでとうございます♪”

2007年に入り、早くも3日目が過ぎようとしています。
日本はすでに4日目。
3日目のお正月も終わってしまっての新年の挨拶、いつも出遅れてしまっている私。
新年早々ちょっぴり反省です。。。

日本で、お正月は大切な伝統行事ですが、イタリアではかなりあっさり過ぎていってしまいます。イタリアへ来た当初は、日本ホームシックに少々かかってしまっていたのが、このお正月の時期でした。

私は12月31日もお菓子屋で働き、かろうじて元旦の休日を経て、もう1月2日は普通に仕事始め。今日の午後は、日本語の生徒も来て、まるでいつもの生活のお正月。

でも実家の両親が毎年、初詣に行くと、私の分も「これからTokoのおみくじを引きます。」とおみくじの箱に話しかけて私の分を引いてきてくれます♪今年も例年のごとく私のおみくじを身代わりでひいてきてくれ、スキャンしてメールで送ってくれました。

両親の心遣いに感謝です。

結果は「吉」。

おみくじの内容は要約すると、「私たちがこうして生きているのは、すべて神様のお陰。ありがたい、かたじけないと、感謝の気持ちいっぱいで、お役目大事と授けられたその日その日のお仕事を、一心不乱に精出そう。」・・・と言ったものでした。

毎日の生活にあたふたして、感謝の気持ちを振り返る事を忘れがちな今日この頃。
心に響くおみくじでした。

ここトスカーナは、元旦はあいにくの曇り空でしたが、昨日からとても気持ちの良い晴天。
昨日は午後、夫とドライブに行きました。
行った先はワインで有名なキヤンティ(Chianti)の地方。
友人が“Radda in Chianti”と言う町で写真店を開くので、思いつきでその町を見に行きました。

この友人、実は毎日仕事に通う時に送り迎えしてくれているマルティーノと言う私の同僚で、1月6日のベファーナを最後に“Bonci菓子店”を退職します

彼は今年、人生の転換期として、20年以上働いてきた菓子職人としての仕事に終止符を打ち、なんと、自分で写真店を開くことに決めました!

・・・・・と言うのも彼の趣味は写真。

パティシエとしてもまさにプロの芸術家ですが、写真もなかなかの腕前。

同僚と言うよりまさに親友と言える彼が、職場から去るのは寂しいですが、念願の自分の店で、プロのカメラマンとして、新しい人生を切り開いていってくれる事を、心から応援しています。

ここから彼の写真を見ることができます。

とても素敵な写真です。ぜひ見てあげてください♪

彼の素晴らしい写真を横に恐縮ですが、私が昨日撮ったキヤンティ地方の風景。
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2007年が世界中の人にとって、素敵な年でありますように。。。。。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

トコアンジョロ
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by tokogiappone | 2007-01-03 21:57 | 日常生活Quotidiano