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アルプス旅行 No.3 

すっかり順序が逆になってしまいましたが、ちょっと過去に戻ってタイムスリップ!

今日は再び、夏休みの「北アルプスでのバカンス報告」の話の続きに戻らさせて頂きます。。。

今回の話は、このバカンスで、私が最も楽しみにしていたメイン行事、「鉱山見学」です!

この見学も、先日お話した「TourCard」で入場できました。

実は今回の見学、私たち家族、「三位一体」ではありませんが、「私・夫アンジョロ・愛犬カミッロ」、もはやいつも一緒。
無論、この見学も事前に犬同伴も可能かどうか聞いてみたところ、「ちょっと難しいけど、小型犬で可能だと思うのならどうぞ」と言われました。
と言うわけで、カミッロも参加。

この「鉱山博物館」、もともと使われていた鉱山を、丸ごと体験させてくれる、まさに「鉱員」となって、見て、触って、感じての、「生きた体験館」。
約1000年間にわたって活動したこの鉱山は、ヨーロッパで一番高い標高に位置する鉱山として有名でした。
長い長い歴史を経て、鉱山の歴史に幕を下ろしたのが1985年。
その後、博物館とし再び息を吹き返したこの鉱山。見学中には、かつて使っていた沢山の機械を、様々な作業の工程で作動させます。
機械の爆音、ほこり、臭いを体中で感じる私たち。

かつての鉱員が、どれだけ過酷な環境の中、働いてきたのか・・・・そのことに、胸に痛みすら感じます。

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見学には4コースありますが、今回私たちが参加したのは、「冒険コース」と言うもので、総計7時間に及ぶコースでした。

午前中は「コンパクト・コース」と言うので、大きく歴史や、機械、坑内の説明・見学をしました。

短い坑道に、渡された防寒着とヘルメットをかぶって入ります。
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ここでは蝋人形でも当時の模様を再現。
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これは石の粉砕機と選別機の説明です。
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このコースだけでも、かなり鉱山の雰囲気を味わう事ができます。
また、このコースは、車椅子の方も参加する事ができるよう設備されています。

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お昼休みを経て、午後はとうとう鉱山の奥での体験です。

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ここでは、さらに重装備となり、長靴に、防寒ジャケット、ライトつきのヘルメットが支給され、かなり本格ムード。
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そこから大型バスに揺られ、狭く、急な山道をバスで登る登る。。。

「恐い・・・・・。。。」

下に見える谷、「バスに揺られ・・・・」って言う言い回しではなく、まさに「バスが揺れている」ので、落ちやしないかとちょっぴりヒヤヒヤ、、、。
ぐんぐん山道を上がり、標高2000メートルの所でバスを降り立つと、すっかり低気温に。

そこから、使い古した錆の入ったトロッコ列車に乗車。坑内3.5キロの道のりを20分かけて走りました。
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このトロッコ列車、かつての鉱員が使っていたものそのもので、鉄板でできた、まさに労働員を運んでいたと言う汗と歴史を感じるもの。

この真っ暗闇で足元も、体も、スキスキに空いている“スースー”トロッコ列車で、真っ暗闇を走る走る。。。
カミッロが足を踏み出そうものなら「イチコロ」。。。。と言うわけで、私とアンジョロは緊張しながら、カミッロをがっしり抱擁。。。(汗)
カミッロも危険がわかるのか、すごく神妙な感じでした。。


長い長い20分を経て、到着後即徒歩で再出発!
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寒くて暗い鉱山内。しかも迷路。とってもじゃないが一人じゃ恐くて歩けないような過酷な環境です。
日本なら、こんな危険な環境、何度も点呼でもとりそうな感じがするのですが、ここはイタリア、「自己責任」と言う感じで、人数確認などは一度も行われませんでした。。。。(怖っ+_+;)
カミッロも、「何で僕こんな所に・・・・・。」と言う感じで、かなり緊張気味。
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時にはぬかるみ、時には水溜りで、カミッロを抱きながら前進。
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298段の階段を登ったり、直角90度のハシゴ階段を降りたり、まさにアドベンチャー。




年間を通して、坑内は気温8度の寒さに加え、湿度100%。埃にまみれ、爆音の元、暗闇の中で、時には腹ばいになって、この中で何ヶ月も毎日8時間労働したかつての鉱員。そんな労働環境にも拘らず、彼らは彼らの仕事を愛し、誇りを持っていたそうです。




時には、大量の水が行き場を見つけられず行動を流れていて、ふくらはぎぐらいある水をかき分けて歩いた箇所もありました。
水温4℃。全身に寒さが沁みる環境です。

何でもこの坑道の一部の、1600メートルの長さの部分、当初の計画では35年かけてこの坑道を開通させる予定が、85年もかかってしまったそうです。

1600年代の話。

気の遠くなるような現実の話でした。




ここの鉱山の主成分は、銀と亜鉛と鉛でした。
途中でノミとカナヅチを渡され、採掘体験。
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みんなでカンカンやってみましたが、びくともしない鉱山。。。
強い力で叩くことより、小さい叩きを何度もする事が大切だそうです。



それから、みんなのヘルメットの明かりを全部で消したりもしました。

。。。するとまさに「一寸先は闇」。。。



そのあと、「炭化カルシウムと水」で火をおこしました。

鉱員に欠かせなかった火。

その火は、ランプの火が消えてしまったりした時などの、緊急時に入手するために使ったそうです。
この炭化カルシウムに水をかけると、アセチレンと言う、非常に可燃性の高いガスが起きます。
このガス、発生と同時にすぐに火が点きました。

水と火って、正反対のものと思っていましたが、今回の「火」は、「水によっておこされる火」でした。

真っ赤な炎が真っ暗な坑道を鮮やかに浮かび上がらせます。
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炎を見守るカミッロ。
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こうして貴重な体験を終え、再びトロッコ列車に乗車。そして下山しました。




今回の体験、イタリア人たちは「かつての人の過酷な生活に言葉がない・・・・」と、この苛酷な環境で働いた人たちの人生にショックを受けていました。
でも、そんな環境に身をおかせてもらったことで、「生きる」と言う事の意味を、再考する一日となったと思います。



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この土地、鉱山の他にも、もうひとつの事でも有名でした。

それはこの方。

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この女性、1879年に生まれたマリアさんという方。
最初、博物館で模型を見かけた時は、「こんなふざけたもの作って・・・。」と一瞬思ったのですが、よく見てみるとビックリ。
本当に存在した女性の実物模型だったのでした。
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小さな両親の元、極貧の家庭に生まれたこのマリアさん。
身長217cm(240cmという説もありますが?!)、体重170kgに成長した、1900年代で一番の巨大女性だったそうです。
人の良さそうなこのマリアさん、家計を助けるためにヨーロッパ中見世物巡業で周リ、37歳でその生涯を閉じました。
ちょっと話を聞いてつらくなってしまいました。。。

様々な人たちの人生と歴史と感じた、貴重な一日でした♪  
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by tokogiappone | 2008-08-22 01:05 | イタリアあちこち

パオロの誕生日

昨夜、ボンチ軍とまたしてもあるところへ、あることをしに行ってきた私と夫アンジョロ、・・・・・。

夜9時、待ち合わせに集合!

皆で豪華大型65人乗りバスに乗り込み、ボンチ家族、同僚、その家族、友人、知人・・・総勢50人ほど!

そこから高速に乗り、向かうは「同僚パオロの家」!


・・・・・実は昨日はパオロの誕生日

パオロはボンチの従業員であると同時に、ボンチとは長年、家族ぐるみでの親友。
バカンスも、休日も一緒によく行動する彼らです。

彼はプロのコックであると同時に、すぐれた教師でもあります。
彼が教鞭をとる料理学校から毎年、ボンチへたくさんの学生が「見習い研修」に来るのですが、みんな「学校の中でパオロが一番崇拝されている先生」と私に語ってきます。。。
そんなパオロの仕事への姿勢から、私もいつも学ぶ事がたくさんあります。

彼、昨日は50歳と言う節目の年を迎える誕生日だったんです。

そんな彼のためにボンチ軍、極秘パーティーを企画しました!

ボンチ家族、もともと人を驚かせるのが大好き。
以前にボンチの奥さんが50歳の誕生日を迎えた時にも、内緒でパーティを企画したのですが、今回は相当入り組んだアイデアでした。

聞いた時は私もビックリ。
「そんなことしちゃっていいの?!?!」・・・・と言う感じ。。。

先日行った「お肉屋さんの家でのパーティー」、実はパオロはあのパーティは、ホームパーティー券彼の誕生パーティ終了と思い込ませて込んでいました。(!_!)

たいしたお祝いの言葉も告げず、さらった流した私たちの態度に、少しがっかりした様子もな気にせず・・・。

そんな彼へのボンチの企画は、「誕生日の前夜、大型バスにみんな乗り込み、彼の自宅に迎えに行き、フィレンツェのミケランジェロ広場で、誕生日のカウントダウンと共に乾杯し、ケーキを食べる!!!!!」(@_@)。。。。。。と言うもの。
「・・・・・・・・・・・・・・。。。。。」

もちろんこの企画、知らないのは「パオロだけ」。(もちろんお肉屋さんも参加)


唯一つの心配は「パオロ、起きていられるか・・・・。」

彼、筋金入りの「早寝早起きで有名」なんです。

最初はパオロの奥さんに、「寝ちゃわないように、夕べを可能な限り引っ張るように。。。」と指示を入れていたのですが、最終的には「寝るならそのまま寝かせておけ。」と言う事に。

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バスに乗り込み、用意していた飾り付けをし、ビデオ、カメラマンも準備万端。

秘密の電話で奥さんに「出発した。」とメッセージを送るボンチ。。。

「すべてOK! パオロはすでにベットでグーグー。。。代わりに私たちはドッキドキ。。。」と言う返事。

少し離れたところに住んでいる、パオロ宅に早く着くように、バスは高速道路へと乗り込み、暗い道を、みんなで興奮しながら進んで行きました!

*************

22時ちょっと前、とうとうパオロ宅へ到着!

パオロの家の前には、すでに親戚一同が待機。

大型バスをできるだけ、パオロの寝室から見えるところへ停車。


友人で、ニワトリの鳴き声をまねするのが大得意の親友バレーリオが、パオロの寝室へニワトリの鳴き声で起こしに行くことに決定!
彼入って行きました。。。。。(ドキ・ドキ・・・・ドキ・ドキ・・・・・)

クラクションを鳴らすバス!

みんな、バスの窓からパオロの寝室に釘付け。。。

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パオロの寝室の明かりが点き、「起きたか?!?!」と思うと、バレーリオが窓を開け、バスを指差している。。。
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パオロの奥さんも登場!

パオロがパンツ一丁で、窓の方へ見に来る!

「パンツ・パンツ・・・!!!」と喜ぶみんな。。。

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大急ぎで服を着せられた着たパオロがバスへ登場!

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何起きたかまだ把握できないでいる感じ・・・・・。

とりあえず「彼のビックリ誕生パーティー」と言う事はわかりながらも、寝ぼけ眼で「俺の席はあるのか~?」とか言って、バスに乗ってるみんなに驚いている様子。

そのうち、かなり嬉しそうに照れた笑いを浮かべていたかと思えば、すっかりだまされていた事に気づいた彼。

「みんなにはめられた~~~!」と言い出しました。

彼には20歳過ぎと、6歳の小さい娘さんがいるのだけれど、6歳の娘ビアンカちゃんも、しっかりお父さんをだまして得意顔。
「ビアンカ~!!!お前もぐるだったんだな!!!」と言ったかと思えば、「トモコ~~~、お前もすました顔して俺に一言も言わなかったな!!!」・・・と寝ぼけた声で反論しだす、、、、、(プププ・・・・・笑)

バスがまたしても高速に入ると、「まじか~~~~???どこに行くんだ~~~~???」と言ってあせっている。、。、

「旅行かばん持って来たんだろうな?」と言ってからかうボンチ。


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私たちの向かう場所は「フィレンツェ・ミケランジェロ広場」。

この日のために、駐車場まで予約しました。。。


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広場に到着すると、またしても、そこにも友人知人が待っていました!
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「VIPでも、こんな誕生日はしないぞ!」と言ってからかいながら、一同広場へ!
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ケーキのテーブルをセッティング。
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パオロ、本当に嬉しそうに照れ笑いしまくっている。。。。
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そのあと、小さい花火を手渡され、お祝いプチ花火。
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「警察来ちゃったりして・・・。。。」と言う心配が頭をよぎったみんな・・・。

本当は「夜中の12時を待って、パオロの誕生日に日付が変わる瞬間に、スプマンテで乾杯」の予定だったのですが、「警察来て中断になったら困るから」と言う事で、早めに乾杯しちゃった私たち。。。
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「パオロ50歳」と言う看板をつけた風船を空に放すと「飛ぶ・飛ぶ・飛ぶ・飛ぶ・・・・・」。。。。。。

大きな夜空に向かって消えていきました。。。

「これ拾った人『バカな奴がいるな…』って思うだろうな・・・」って言ってるみんな。
「アホな風船」を「幸せすぎるアホずら」で飛ばしたパオロ。

でも、私たちもすっごく幸せでした。(笑)




パオロの義兄は、かつてポップで「一発ヒット曲」を出した人。

そんな義兄、ギター、その友達がサキソフォンを持ってきて、彼らの伴奏の元、夜中の12時に再び「Tanti auguri a te~~~( Happy birthday to you)♪」を歌いました。

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その後、懐メロをみんなで歌ったりし、夜も更け更け。。。

そのうち何故か突然また私に飛び火が。。。。。
「トモコ、プッチーニを何か一曲歌ってくれ!!!」


@_@ ・ @_@ ・ @_@
「冗談じゃない~~~~~~~~~~~~~。。。。」・・・と言って逃げまくる私でしたが、結局再び「ラ・ボエーム」の「私はミミ」の出だしを歌わされた私・・・・・。

「夜中のミケランジェロ広場で“ミミ”・・・・・・」(*_*)

もうぶち切れ状態。。。


*******

こうして夜中の1時過ぎ、再びバスに乗り、みんなで家路へ。。。

まだみんな興奮していたのですが、パオロ宅に到着し、パオロと親戚を降ろすと、一同夢の中へ・・・・・。
“はしゃぎ”の名残が少しづつトーンを落とし、私もうとうと・・・。

みんなで待ち合わせた場所に到着した時は、「シ~ン・・・・・・・・・・・」

「みんな降りたんだな・・・」と思ってバス内を見ると、「まだみんな乗っていた。。。」

この時点で夜中の2時過ぎ。

このあと次々とそれぞれの車に乗った私たちは、空っぽの幹線道路を、大型バスを先頭に、列を作って各々の家路に着いたのでした。。。。。

何ともいえない幸せな、忘れられないであろう一夜となりました♪
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by tokogiappone | 2008-08-19 05:30 | 日常生活Quotidiano

夏の最後の夕食会

暑い暑いと思っていた夏も、終わりが近づいてきました。
ここトスカーナもまだ日差しは暑いものの、突然、風が秋の薫りを運んでくるようになったように感じます。

私の夏のバカンスもあっという間に残すところ一日。。。(涙・・・)

バカンスは終わっていませんが、この数日すっかりボンチ漬けの生活になっている我家族。

昨日も、「ボンチ家族のお友達である、お肉屋さんの家の夕食会」に招待していただき、再び夫アンジョロと愛犬カミッロと共に行ってきました。

このお肉屋さんのご主人リナルドさん、とても腕利きの職人さんで、お菓子屋ボンチとは昔からのお友達です。ボンチが毎年、私たち従業員に年の暮れにプレゼントしてくれるのも、このリナルドさんのお肉とハム詰め合わせセットなんです。

このリナルドさん、何故か習慣のように、毎週日曜日殆ど欠かさず私たちの製造所におしゃべりがてら遊びに来ます。
・・・と言う事で、私もすっかり顔見知りになってしまいました。

イタリアではホームパーティーをするとき、「友達関係全員集合!」と言う感じで、大勢の家族の友達やその家族が一斉に招待されます。そんな中、観察力に乏しい私なんかは、「顔は何回も見たことあるけれど、どこの誰かは知らない。」・・・と言う顔見知りが増え、とりあえず挨拶しながらも、頭の中で「?????」となる事がしょっちゅう。。。。(つ・つらい・・・)
なので最近では、できるだけパーティーのあとに知り合った人の顔と名前をおさらいするようにしています。(苦笑)

このリナルドさん、昨日は彼の家庭のホームパーティーに、私たち家族も招待してくれました。

行ったのは、彼の自宅ではなく、森の中のセカンド・カウントリー・ハウス。

到着すると、まさに気分はパーティ会場。
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何気ないホームパティーにも、ここまで心を込めて、手の込んだおもてなしをする彼らに脱帽でした。

このカウントリーハウス、小さなレンガの家を囲むようにして、小さなかまど小屋、食料、ワイン貯蔵庫、プールなどなどが、それぞれ離れとして建っていて、その周りをどんぐりの木などの森や良く手入れされた花壇が囲み、どこを見ても童話の世界。

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まるでどこかから「三匹の子豚」が出てきそうな可愛らしい雰囲気♪
ため息が出るほどメルヘンチックなお家でした。

一通り散歩したあと、イタリア好例「お家拝見」
イタリアではほとんどと言っていいほど、初めて訪問する家では、居間はもちろん、トイレ、台所、時にはたんすの中まで、すべて見せてくれるんです。(@_@)

日本では考えられない習慣。

イタリアに来た当初は、その習慣にビックリし、何とコメントしてよいものかわからなかったのですが、今ではこの「お家拝見」、しっかり楽しんでいます。

このリナルドさんのレンガ造りの小さいおうちの中は、まるで「昔博物館」のように、アンティークなベットや家具で調達されていて、まるで時間をさかのぼったかのように、一気に昔の人の生活のにおいが流れてきました・・・。

家のサイズが小さければ、中についている戸のサイズもミニチュア版。
扉のサイズも「三匹の子豚くん」と思うにも、実はこのリナルドさんも小さい人。
「僕のサイズだろ。」・・・と、逆冗談を言っていたりして・・・・。

パーティーは総勢40名。
ボンチからはパエリヤとフライの差し入れ・・・・と言っても、ガスボンベと大型フライパンを持ち寄って、プールサイドでせっせと調理。
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先日作った私のフライ入れのコルネットもまたまた登場!
すっかり「コルネット女」になってしまった私でした(爆)。

笑いあり踊りあり。
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リナルドさんの息子さんの友達グループは、みんなダンス教室に通っていると言うことで、突然本格的なラテンダンスを踊りはじめました。友達の中には教室の先生カップルもいて、すっかりノリはダンス教室。
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チームワーク抜群のこの仲良しダンスグループの踊り、吸い込まれるように見てしまいました。
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パーティーは12時にお開き。
すっかり夜更かしの続いているカミッロは、「冗談じゃないぜーーー。。。」と言うばかり、「帰ろう帰ろうコール」を発信しまくっていました。

実はボンチとは今晩も再会する予定・・・。
今晩は、夜9時に待ち合わせして、50人乗りの大型バスを貸し切って、あるところへあることをしに行きます。。。

4日前にも、ボンチとフィレンツェ観光に行った私。
明日でバカンス終了なんですが、終わる前からすっかり「ボンチ旋風」にはまっている我家族。
はしゃぎすぎて私たちはもちろん、ボンチ家族も仕事始め前から疲れていたりして・・・(汗)



 
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by tokogiappone | 2008-08-17 17:41 | 日常生活Quotidiano

1000人の夕食会・・・・・

先日「夏休みの宿題」の記事を書いた時にちょっと触れた「1000人の夕食会」に昨日行ってきました。

まだ「アルプス旅行記」が書き終わっていないのですが、今日はとりあえずこの夕食会の報告をさせていただきますね。

この「1000人の夕食会」、蓋を開けてみると、「1000人」どころか、「2000人?!?!」の夕食会でした・・・・・(@_@)。。。

昨日、職場ボンチの奥さんから電話が入り、「車を置く場所があまりないみたいなので一緒に同乗で行かない?」と言う事で、待ち合わせをして一緒に行くことに。
ボンチの男衆は出店参加のため、すでに現地入りしているとの事。

私は「夏休みの宿題」で作ったこの「夕食会で使う」と言う「コルネット」を持参し、いざ出発!
外での「夕食会」なので、「カミッロを連れて行っても問題ない」と言う事で、カミッロも一緒に♪

・・・・が、この会場となった「近隣の田舎町」である「Moncioni モンチョーニ」、丘の上にそびえる様な小さな町なのですが、近づくにつれ人と車がわんさか!!!!!

誘導員に言われるがままに何とか駐車。。。。でも、ここからモンチョー二まで、まだ3km以上の山道。駐車場からはこの日のためにシャトルバスが手配されているのですが、人人人。。。。。。。。。。。。。。。。

「ここはどこ・・・・・」と言う感じで唖然とする私たち。
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「シャトルバス」といっても、小さいバスが2台せっせと会場に向けて往復していて、その上、次から次とやって来る人たちの車が、あとからあとから到着。

この夕食会で使われるコルネット、すでに400個は渡してあるものの、残りの600個はまだ私の手元

8時からと言われていた夕食会まで残り20分。
ざっと私の前の人を概算しても200人以上入る感じ。
「せっかく作ったコルネットを持っていく時間に間に合わないかも・・・」とだんだん不安になってくる。。。
結局40分待ってようやく乗車。会場へ到着しました。
入り口で、ワイングラスと首からぶら下げるポシェットのようなものを手渡され(食事中に、グラスやパンなどを入れるためのもの。その後、お持ち帰りでプレゼントでした)、いざ入場。
。。。とは言うものの、ここも人で人で、歩くのもままならない。
沢山の土地料理、ワインの出店。

小さな小さな町。
民家が寄り添うように立っている、入りくねった町の中の暗がりに、白熱灯がともされ、数々のGastronomia(美食専門店)が料理やワインを振舞っています。

私はひたすら「ボンチはどこ~~~~?????」と言う感じで、半ばパニック状態。

ボンチの奥さんも一緒とは言え、「全然見当がつかない」との頼りない言葉・・・。

「1000人なんてもう軽くいるんじゃない?!」と思うも、600個のコルネットはまだ私の手元。

人をかき分けて歩きまくるに加え、同行している「夫、カミッロ、ボンチの奥さんと友達」とはぐれてしまう不安もあるし・・・。

ようやくボンチの奥さんに「お宅の旦那を見たよ。」と、知り合いの奥さんから声に、一同に「どこ?」と聞き返した私たち。

こうしてゼーゼーしながらボンチの出店を探し当て、コルネットを差し出すと「まさに丁度いいタイミング!」と言う声が。。。
「400個のコルネット」はすでに使い終わる寸前でした。。。(汗)

そんなこんなでようやくホッとした私ですが、ボンチのコルネットに入れたフライは、あっという間に品切れ。私は写真を撮る事も、食べることも逃してしまいました。(・_・)

そのあとはグルグルグルグルと町の中をまわり、沢山の郷土料理をつまみ食い。
ワインを飲み、音楽隊のパフォーマンスを見、再びボンチ店の前に行くと、ボンチの家族や沢山の知り合いも次々と合流。
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夜も更け、夕べも終盤。ボンチはパンブリアコーネを振舞いだしました。
「今度こそ」と、その様子は写真にパチリ。
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結局このお祭り入場チケットが全部で1500枚程売れたそうです。その他Moncioniの町の住人はフリーで参加できたそうなので、総勢軽く2000人はいたと推定されていました。

夕べは11時半頃まで続き、帰りはもちろん再びシャトルバス。
またまた列が・・・(うんざり・・・)。。。
運転手も最後は切れているようで、警察官が誘導してくれている元、列の乗客に「思いっきり寿司詰めにつめて乗ってくださ~い!!!」みたいなことを言って、ぎゅーぎゅうに乗って往復。そのお陰で行きに比べてはるかに早くバスに乗る事ができました。(笑)

実はこの日は、早朝から130km以上離れた山で、ブルーベリーとラズベリー狩りしてきた私たち夫婦とカミッロ。疲れと興奮で、私とアンジョロはもちろん、カミッロも放心状態。
バスが駐車場に到着した時、カミッロも「やっと家に帰れる!」と察知したのか、ふだん殆ど鳴かないカミッロが、バスを降りる時に喜びの雄たけびを上げ「キャイン・キャイ~~~ン!」と吠えていました。(笑)

今回の「1000人の夕食会」、こうして振り返ると、それなりに楽しかったのですが、その時点では「もっと詳しく、ちゃんと説明してよね、、、、ボンチ・・・・。」と言う感じだった私。
来年もあるのかな・・・・・。

私の夫アンジョロは「人ごみが大の苦手タイプ」なので、今回のような企画、会場に入った瞬間、かなり尻込みしてしまったのですが、「人ごみ大丈夫」で「美味しいものとワイン好き!」と言う人には、とっても楽しい企画だと思います♪

なんたってソムリエがあちこちでおいしいワインを思う存分注いでくれ、飲み放題、食べ放題。即席ワイン講座をしているのも見かけました。

この企画、実はこのMoncioniの他にも、あちこちでまだ企画されているようです。
興味のある方は是非行って見てください。ただ入場には予約が必要です。

詳しくはこちらから。(イタリア語のみ)

イタリア人の日常のちょっと違う一コマが覗けると思いますよ♪
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by tokogiappone | 2008-08-15 22:35 | 日常生活Quotidiano

アルプス旅行 No.2 

到着した当初は曇り空。
夕方からどしゃ降り状態で先が思いやられるヴァカンスの幕開け。。。
・・・・と思いきや、私たちが滞在した一週間、「夜=雨/昼間=晴天」と言う日が多く、「雨が降りながらも日中の天候に恵まれる」と言うありがたいパターンでした。

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二日目は、ロープウェイに乗って標高2000メートルのMt.Cavallo(モンテ・カヴァッロ)と言う山へ登ってみました。
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カミッロ初めてのロープウェイ。ソワソワしながら乗車。
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眼下には「Vipiteno(ヴィピテーノ)」と言うヨーグルトで有名な街が広がって見えます。
雨明けの山頂にはまだ人もまだら。

とりあえず「山の湖コース」を歩いてみました。
さわやかな空気を吸いながら到着。

その後続く、「Malga(マルガ)」と言うアルプスにあちこちにある、「アルプスの牧場/羊飼いの山小屋」に向かうコースへ行ってみる事に。
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ゴールが近づいてくるのが、牛の首輪の鐘が鳴り響く音でわかります。
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「Malga」で、絞りたての牛乳を飲んで下山しました。

**********

午後は「Cascata di Stanghe(スタンゲの滝」と言うのを見学に♪
滝の入り口から入場。
絶えず素晴らしい風景の渓流が広がる中の散歩。
水の激しいシブキ音に、陽光が差し、ひんやりとした空気の中、何ともいえない空間が広がっています。
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思いのほか歩かなければならず、ひたすら歩きました。。。。
素晴らしい風景だけれど、所々結構危険。。。。
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最後は轟音響く、足のすくむような光景。全身が感動と恐怖でゾクゾク~~~~~。。。。。

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「こんな所で、もしもカミッロが間違った動きをしようものなら死んでしまう・・・・」と言う事で、夫アンジョロがカミッロと残り、私だけ少し見に行ってみることにしました。
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冒険好きの私とは言え、あまりの迫力にかなり怖気づきながら(=まさに怖いもの見たさ???)、駆け足見学してアンジョロの元へ戻る・・・・・。

戻るとアンジョロが「僕も行ってみる」と、今度はアンジョロがGo! 
私とカミッロがお留守番。。。。。が、待っても待っても戻ってこない。。。。。
今度は不安とイライラに襲われる私。。。。。。

こっちの心配をよそに、笑顔で手を振りながら戻ってきたアンジョロ。

何でも滝の最後まで行ってみたそう。
私たちが滝を見るために沢山歩いた道、実は滝の上からも入れ、そうするとすぐに滝に到着できたとの報告。
結局滝の上に再び車を飛ばし、私も上から見学したのでした♪
それにしてもコワかったです~~~~~(@_@)。。。

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翌日は、前日行ったMt.Cavalloで、フォーク・フェスタ(民族祭り)のようなものが行われる準備を見たので、そのお祭りに参加するために再びロープウェイで山に登りました。

前日はチラホラ人がいたぐらいだったのが、その日は朝から家族づれでロープウェイ乗り場からごった返していました。
山の上は子供から大人まで人で一杯。
前日からテントを張って寝ていた人もいるようで、朝から子供たちはインディアンの化粧をしてもらい、枝で作った手作り弓矢セットを手に遊んでいました。
その横では牛達がゆったりと草を食べていたり、屋台の人たちは食事の準備に追われていたり・・・・静かな山の上が、その日ばかりはかなり賑やか。
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私たちはとりあえず朝の散歩を楽しむため、その日は尾根コースを散策。
キノコもあちこちに顔を出し、「ポルチーニはないかな~~~」と、アルプスに来ても懲りもせずポルチーニを探している夫。。。。残念ながらポルチーニはありませんでしたが、おとぎ話のキノコはこんなにきれいに顔を出していました。(※ あっ、でもこれ、毒キノコなので見つけても食べないで下さいね。)
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お昼は屋台で鳥の丸焼きとフライドポテトにビールで、地元のおじさんが歌うフォークソングを聞きながら昼食。
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ちょっとカントリーな朝でした♪
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by tokogiappone | 2008-08-10 18:35 | イタリアあちこち

アルプス旅行

8月1日から8日までAlto-Adigeと言う州の中にあり、イタリアとオーストリアのアルプスの国境、Brenneroの近郊の町へ行ってきました♪
アルプス旅行は実は今回で4度目。
でも広大なアルプス、行くごとに違う美しさ、面白さを感じさせてくれます。

近年私たちがはまっているのは、それぞれの地方の観光課で企画してくれている観光パック。
前回の2年前の旅行の時、偶然選んだホテルにそのパッケージがパックでついてきて利用してみたんです。
その時は、Brunicoと言う町だったのですが、山の案内プロが同行してくれる、様々な山登りやサイクリングツアーなどなど。。。
とってもエキサイティングな個人ではとてもできない経験ができ、山登りの素人でも存分にアルプスの自然を満喫させてもらえました。
当時の模様、実はブログにも書いているのですが、続きを書く約束をしながら、そのまま書かずに時を流してしまった不精な私。。。。。この場を借りてお詫び申し上げます。。。。。

気を取り直して、今年の旅行記は頑張って書き終えたいと思っています!

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さて、今回の旅行。
今回の旅行は基本的に、「愛犬と一緒に楽しめるヴァカンス」と言うのを第一に企画した私たち。
北アルプスに戻ったのも、この地方では「犬付きヴァカンスがしやすい」と常々聞いていたから。噂どおり最高のヴァカンスとなりました♪

今回もまたホテルとのパックで、TourCardと言うのが付いてきました。

このTourCard、地元の沢山の施設、乗り物が無料で使えると言う利点はもちろん、その地を知らなくても、このリストに従う事で地元の観光名所に自然と行く事ができます。

私たちも大いに利用してきました。(^_^)

いよいよ出発!

家から目的地まで約500Kmの道程。
渋滞を心配し、早朝6時に家を出発したお陰で、渋滞にも巻き込まれず順調にアルプスの麓へ到着。
まだ目的地までは100Km以上あるけれど、Bolzanoと言う町にも寄り道してみました。。。が、暑い!!!!!
「アルプスの麓なのにこんなに暑いの???」・・・と思いきや、夫が「Bolzanoは、Firenzeについでイタリアで最も暑い町のひとつで有名なんだよ。」と教えてくれました。

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重厚感がある町並み。沢山の観光客でにぎわっていました。
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この地方は南チロルとも呼ばれ、古い昔は神聖ローマ帝国の領土だったこともあります。その後第一次大戦まで、かつてオーストリア領だったこともあったり・・・と、歴史的に微妙な場所に位置してきました。
1919年9月からイタリア領でありながら、今現在も公用語はほぼ「ドイツ語」である、不思議なイタリアの空間です。

高速道路でBolzanoの街に近づくにつれ、ラジオ放送もドイツ語に変わって行き、地名も徐々にドイツ語とイタリア語が表記され始めます。

それにしても犬を同行している人があちこちに。。。我が家の愛犬カミッロも、早速沢山の犬たちと挨拶しあっていました。(笑)

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町の中心には色とりどりのメルカートが。
この広場は古い昔から華やかなパン、野菜、果物と花のメルカートで有名だそうで、その名も「Piazza delle erbe(野菜広場)」。
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スピード観光を終え、再びホテルのある目的地Colle Isarcoへ向け出発。
ホテルに到着する頃は、カミッロも初めての長旅にちょっぴりお疲れ。。。
部屋に入るや否や、すぐにベットへ・・・???
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「ちょっと、君、君、、、、、」と言う感じでしたが、「まぁ、いいか、、、」
ワクワク旅行が開始しました♪
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by tokogiappone | 2008-08-09 22:56 | イタリアあちこち